にらログ

いいにらとは何なのかということを日々探索するにら専業農家のブログ。

さよなら、フィフィ

2022-03-18 01:40:33 | にら

 今日は雨のち晴れ。

 いつもの

 午前中は何とかもったが、午後には息を引き取りました。一晩そばに置いておこうかとも思ったけど、また哀しくなるので夕方泉のハウスの近くに埋葬しました。

 おかあにゃんとクロ、そしてフィフィはうちの猫では第一世代になる。特におかあにゃんとフィフィには猫はなんたるものかを教えてもらった。フィフィは純粋の野良だったので手を出すのも早くて最初の頃はほんとに怖かったが、いつの間にかなついてしまってそこまで怖くはなくなったが、油断するとひっかきはしないがたたかれることはあった。

 扁平上皮癌になって耳を切除してからずっと家で一緒に暮らしたのだが、最後は膝に乗せて撫でることもできたのだった。

 MRIを撮って診断の結果、肺にも影があり肝臓の表面にも多数の腫瘍みたいなものもあって、とりあえず扁平上皮癌の耳の切除と腫れているリンパをとることはしたが長くはないでしょうとは言われていた。

 それでもその後驚異的な食欲を示し、食べることもできたのだが、口腔内に炎症があり、それがどうしても痛いらしく最後はさすがに食べることも出来なくなってしまったが、この四日間ほどはとにかく外に出せと鳴いたり動き回ったりの日々だった。

 一日朝晩の2回、フィフィにエサやりにハウスに行くのが日課だった。最初の頃は泉の集落の辺りから通ってきていたが、いつの間にか泉1に住むようになって、子供を産んだ時も少し大きくなってから連れてきたのだった。

 フィフィの子育てはすごかった。一日にモグラを3匹捕ってきたこともあった。エサは僕から子供の分ももらっていたが、ちゃんと狩りのやり方を子供に教えていたのだった。

 エサはもらっていても狩りの習性は衰えず、よく田んぼの畔でじっと獲物を待っていた姿を見た。もうあの姿を見ることはできないが、忘れることもないだろう。

優雅に音もなくスルスルッと走る猫、それがフィフィ。美人さんでした。

 また先で虹の橋のたもとで会おうね。その時はまたあの優雅な姿を見せてね。それまで、さよなら、フィフィ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする