今日の日記は長いです!
昨晩のブログを更新してから、ふらふら~っとネットを徘徊していたら、
ちょっと面白い物を見つけてしまいました。
手持ちの楽器を買い換えることなくランクアップできるパーツ。
実は今までフルートのカスタマイズは頭部管買い替えか、足部管をC管からH管に買い換えるくらいしか知らなかった…。
でも、H管は実質私に必要なさそうだし(低音域の音量はほぼゼロ)、
頭部管買い替えはリスクが高い気がする(素人の発言です)
そりゃねぇ、オーダーメイドで作れる程の財力と知識と楽器経験があればいいけど、
残念ながらどれも無い。
上には上があるからね。
24金とか、プラチナとか、彫刻や装飾…。
それこそいくらお金をかけてもキリは無い。
正直、彫刻や装飾で音が抜群に良くなるとは思えないし、
客席にはまず見えないどころか、下手したら楽団員すら気づかない可能性もあるわけで。
私は興味無いかも。
なので、今までは【楽器のランクアップ=買い替え】という図式しか想定していなかった。
その方程式を見事に打ち崩す方法があった。
それはヘッドクラウンと反射板&ヘッドコルク。
たしかにこれなら音に直接的に作用するし、リーズナブル。
しかも効果がすごい。
ヘッドクラウンは、
・より芯のある音になる。
・遠くへ音が飛ぶ。
・音が割れにくくなる。
・音程が安定しやすい。
・楽器から発生する音のロスを防ぎ、スピード感のある音を得ることができる。
反射板は
・吹きやすくなり、より速い息が吹き込めるようになる。
・音の輪郭がはっきりして、透明度が増す。
・吹き込んでも音が割れない。
・全音域力まず、無理なく音が出せる。
・音が落ち着き、抵抗感が出て、重量感が増す。
・アーティキレーションがはっきりする。
という事らしい。
これが本当ならすごく欲しい。
ただ、こういうのってマユツバというか、営業的な煽り文だから、丸呑みして期待したら後で後悔するだろうなぁ…。
欲しいけどね、かなり。
いや、試してみたい。
ただね、ヘッドクラウンは都内でも手に入りそうだからいいけど、
反射板は東北のアトリエでしか作ってないみたいだし、
楽器入院させるとしたらかなり大変。
遠いし。
やるとしたら数年単位の計画になりそうかな。
でもその前に技術磨かなきゃ…。
まだまだへっぽこだから、楽器の責任にする前に、自分の責任を果たさなきゃ。
そういえば会社帰りにヤマハに行って、2冊ほど本を購入しました。
楽譜じゃなくて、書籍。
・知っているようで知らないオーケストラ楽器おもしろ雑学辞典(緒方英子著)
・オーケストラ楽器別人間学(茂木大輔著)文庫版
両方ともまだ全部は読んでないけど、すごい面白い。
特にヤバいのは「オーケストラ楽器別人間学」。
かなり今更感満載なチョイスだけど、コレは本当に面白い。
のだめカンタービレにハマった人は絶対読んだ方がいい!
読んでて本気で笑えるし、引きつる。
特筆すべきは文庫版書き下ろし。
これが本当に面白い。
楽器別の人間性はオケとブラスでは受け持つ役割が大きく違うっぽいので、
いまいちヒットしなかったけど。
放射性フルトニウムとか爆笑。
私、練習のたびに放射性フルトニウム(プルトニウムにあらず)を放出しまくりです。
そろそろ右隣が定位置の人が危ないかも。
吹奏爆弾とかも面白い。
私が所属する某B吹に近い気がする(失礼)
さて、そんなこんなで本日はレッスンでした。
先週の雪辱戦であるアルトサックスは、
今週はちゃんとリードケースを持っていったので(当たり前)、
先週ほど悲惨な目にはあわずに済みました。
相変わらず発表会の曲メインでしたが、
先週初見で演奏した『黒い瞳』というロシアの曲と、
本日の初見楽譜『ベサメムーチョ』という曲も軽く流す。
アルトサックスの先生はたぶん私を【初見に強くなって欲しい】んだと思う。
苦手だって言ってる上に、習い始めて半年で発表会があるのにもかかわらず、
この時期にまだ初見楽譜を渡すんだから…。
調号とかリズムとか本当に苦手。
付点系は長さがサッパリ解りませんよ…。
しかも本日の
今まで暗い曲が続いたからという理由でのチョイス。
すごい明るい曲。
ただね、私のアルトサックスのアノ音色で吹くと悲惨。
一曲流して吹いてみて先生の一言。
『何故かムード歌謡っぽいね』
うん。自分でも思った。
あの楽器は確実にチンドン屋向けだと思う。
さて、そんなこんなでフルートのレッスン。
ソノリテのロングトーンで案の定つかまる。
レッスンしても全然進歩の見れない低音域がバレた。
低音ってどうしても高音に比べてアパチュアが広がるから、
ついつい息を入れてしまう。
それゆえに鳴らない。
アパチュアは変えず、力も抜いて、息の速度を落して、でも音量はたっぷりと。
…難しい。
特にFisから下。
フルートの方の先生は一曲の完成度に重点を置くタイプ。
なので発表会の曲をひたすらやる。
柔らかいタンギングのスタッカートやら、音の跳躍やら、
細かい所にまで突っ込んだ指導。
ありがたい。
とにかく今は変なクセを抜く事が大切だから助かります。
レッスン後のお片づけタイムに先生と楽器の話し。
早速、先週購入したファイフを見せる。
先生ご存知無かったらしい。
マイナー楽器だしな。
もの凄い食らい付き様でした。
『え?それ何?ピッコロのオモチャ?私もピッコロ買いたいんだけど、どうせなら一生物の楽器を買いたいからね。だからまだ買ってないのよ』
衝撃的でした。
先生、ピッコロ持ってないらしい。
今後それとなくピッコロの事も聞こうと思ってたのに、
出鼻をくじかれた気がします。
ピッコロは言わずもがなフルートと同じ発音原理だから、
いつかは吹けたら面白いかもとか思っていただけに、ちょっとショック。
で、何故か先生はファイフを購入するらしい。
本気か?
ということで、今日の更新はここまで。
最期までお付き合いいただいた方、ありがとう。
因みに更新時間は変更できるので、
23時59分が更新時間の日はほぼ100%更新時間を改竄済みです。
あしからず。