還暦ホノルルマラソンを夢見て

メタボを改善し、還暦から新しい人生目指して、あくなきチャレンジをブログります。

多々良木ダム湖マラソン一人旅

2020年05月05日 | ハーフマラソンぐらい
 五月五日は子供の日です。このボログを書いていてふと、気がついたのですが、鯉のぼりを最近、全く見ません。いつから見ていないのだろうか。分かりません。昔は、悠々と皐月の空に泳ぐ姿をそこ、かしこに眺め、当たり前の事として季節の知らせを感じていましたが。もう、日本の原風景からはなくなったのでしょうか。昭和の人しか判らない故郷の思い出となったのでしょうか。時代と言えばおしまいですが、この心情を表す日本語がまだ用意されていません。英語の方がまだ近い。”nostalgic”表現レベルは30%。変化し、滅びてゆく文化を表す日本語を新たに期待したいものです。
 
 しかし、子供の日、この日は特別で、これ以降は”夏”とあやパパは昔から季節を分ける日でもあると考えます。明日は、雨の様ですので、今日は走れるだけ走ろ。と思い選定コースが、地元の「たたらぎダム湖マラソン」6月7日です。中止です。残念。でも、なぜか19.1kmを2時間30分で通過しないと、屈辱のバス強制帰還となる仕掛けがこの大会にはあります。あやパパは、まだ、これをクリアできないと思いますので、まずは走ってみようと思いました。

 適当な駐車場がない(コロ禁対応の為)ので2km手前のスーパさんに車を止めて多々良木ダムを目指します。このダムは関西電力さんが昭和49年に作った日本最大の水力発電所です。知ってました?。知らないよね。PRもしてないし。多々良木ダムは、下池を構成するためのもので、上池として同じ朝来市の黒川ダムと共に揚水式水力発電所として運用されています。発電所の見学も可能なので夏の昼間に行くと自然の力で200万kw近い発電機が轟音を立てて回る姿を目の前で見せてもらえますよ。小学校の見学は、これ見るだけで人間のすごさが理解できます。迫力満点、暑さぶっ飛び。地下100mの設備にも感動するでしょう。竹田城、生野銀山とセットでどうぞ。さて、あやパパの方はこのダム湖片道10kmを回るべく走りました。ダムに上がる坂が1kmほどあり100m登ります。きついですが、これを越えたら写真にあるダム湖に”こんちわ”できます。但馬地域は湖が無いので唯一の景色です。水面を渡る風が、爽やかです。人工のものですが、まあ、良いもんです。その後もアップダウンは続きます。新緑の若葉が、”あやパパ、がんばれ”と声を掛けてくれます。はい。自然は、良いもんです。

 このダム湖の周りを一周して、スーパまで帰ってハーフマラソンの距離。そんなには疲れませんでしたが、15km付近で経験するガス欠と言うか、エネルギーが無くなった感じは問題です。今まで、18kmRUNでも感じていましたが、今日は実感しましました。このガス欠を途中のエネルギー補給かなんかで克服する様にしないと、バス送還だなと。高低差は、なんだかんだで1000m、これもキツイですね。桂川は、最初と最後の下り、上りがありますがせいぜい100m。10倍です。疲れない訳なしですね。走ると言うか時々休みながら。ですが、やはり3時間ちょっと掛かりました。来年は、バスに捕まるかもしれませんが、チャレンジしたいと思います。

 こどもの日なので、今日は写真は3枚です。周りの景色です。ちなみにランナーは私だけです。寂しいので皆さんもおいでください。キツツキ、ウグイス、他いろんな鳥たちが歌声で歓迎してくれます。

 鯉泳ぐ 季節が過去に なろうとも みなもを渡る 風はたえまじ あやパパ

 あさご芸術の森(ダムの下にあります)

 多々良木ダム

 最奥の緑が丘付近(発電所があります)