暖かい冬の日や、穏やかな春の日に走っていると、多くのお年寄りに出会います。座っておられたり、杖をついて歩いておられたたり、いろいろです。あやパパの走っているところを、見るとはなしに、眺めておられます。それぞれの目に、あやパパの姿はどの様に映っているのかなと考えながら走ります。こんな感じ。
「ノロノロ、おっさんが走っとるな。わしの若い頃はもっと軽快に飛ばしてたで。こいつまだまだやなー。」(京都)
「かったるいやつ。俺も、もう少し若かったら、走りの手本を見せてやるべ。残念しょー。若くて、体動く間は一生懸命走れよ、おめーはよー。」(成瀬)
「仕事もせんと、昼間っからトロトロ走っとるけど、ちゃんと仕事しとるんかいな。」(朝来)
表現難しいけど人生の荒波を経験し、今は老いてしまった自分自身と、まだもう少しある?あやパパの人生を一瞬で俯瞰されている気がします。20代、30代の若者ともすれ違うことはもちろん多数ありますが「おっさん、頑張っとるな。」なーんて気配は微塵も感じません。しかし、ご老体の皆さんとのすれ違いは、いつも私に、「にいちゃん、若い時に、やれることは、やっとくんやで。」と聴こえます。はい。ありがとうございます。まだ、あやパパは駆け出しですが、新しい事ができる自分は幸せであると感謝し、さらにチャレンジをして行きたいと思います。と。皆さんと、同じぐらいの歳になって動くのが辛くなっても、懸命に走ったこの時間を忘れないでしょう。少しづつですが、進化?して目標に近づきたいと思います。
写真は、1年前の日比谷公園に咲く可憐な薔薇さんです。みどりの感謝祭が開催されました。今年も、きっと咲いているものと思います。
この一歩 遥かに霞む あの場所へ みちをひらきて いのちためさん あやパパ
この一歩 遥かに霞む あの場所へ みちをひらきて いのちためさん あやパパ