昨日、5月20日初めてハーフマラソンを走り切りました。走り出した時は、15kmぐらいまで行けたらいいや。と、思いながら。いつもの様に小畑川を降ります。一文橋、”半兵衛さんありがとうございます。”と、心で呟きながら渡ります。すると、仁王様、初めてあやパパにOKを出して頂きました。綺麗にタイミンングよく、青。うーん感激です。
俄然、調子が出てきました。6kmのグラPではポプラ並木が<応援してるよ>と声を掛けてくれました、まあ、そんな気がしました。グラPがグッPになったです。羽束師橋、いつもの様に爽快なグッPです。ピューん道路、軽快。これで10km。おなじみです。
水分補給しながら、大魔神の待つ12kmに。ここでも、気持ちよく走れました。大魔神の写真を撮ろうと、スマホを構えたら、<上手く写してくれよ>と言われました。まあ、それなりに取れたのが一枚目です。記念日なので写真が複数です。いつもは、
ここらで歩く場所をそのまま走ります。少し、早く走ったりして。
うーん。調子に乗ったらダメだなと思い、すぐ控えめに。先ほど高架下をくぐってきた、JR京都線や新幹線を再度くぐり北上。桂大橋に至りました。この橋を初めて渡った昨年の12月には、どのくらい先に、ここを走って渡れるのかと思いましたが、今日がその日。ありがとう。感謝です。
桂大橋を渡り、桂川右岸にそこを右に曲がります。桂離宮の横を通り、阪急京都線を再び越えます。河川敷に降りて、畑の中を進みます。田舎の風景完璧な場所。ここだけ写真とれば、誰が京都市内で上を見れば国道9号線があるとは思わないでしょう。安らぎます。道の横に、鮮やかな赤い花を見つけました。花を見て、美しいと思う余裕はまだあります。ひょっとして、走り切れるかもと思いました。
松尾大社が遠くに見えてきました。ここまできたのは、前回だけです。それも歩いて。桂川右岸からは比叡山が遠望できます。応援してくれている様です。大きな橋が掛かっています。この橋の道は、四条通です。川を跨いで繁華街の四条河原町まで続いています。ここもクリア。さあ、これを過ぎるといよいよ、渡月橋しかありません。あと、2kmです。松尾公園が河川敷にあります。次が嵐山東公園。足がパンパンになっているのを無視して続けます。ペースは8分30秒/kmです。もうヘロヘロですが、走っているポーズ。何事も最後の一割が大変です。ほんとそう思いました。しかし、歩こうとは、不思議に思いません。何かがそうさせています。
4年前の、メタな頃、東京の友人と四国の金毘羅さんに行きました。小雨の中。足元も悪いので山に登るのはやめようかと悩んだ結果、ここまで、きたんだから思い切って登ろうとの事になりました。石の階段は1366段、厳しい。ところが何か軽快に登れます。雨が降る中、遠くから来たおっさん二人(ちなみに、前夜は飲み過ぎ)に金比羅さんが力を貸してくれている感じ。それほど体が軽いです。友人も同じ感想。終始護られている感じで参拝を終えました。金色のお守りを買ったりして。
嵐山までの2kmは自分の力で走った気がしません。私の力は四条通ぐらいまでかな?それでも導かれて、渡月橋まで来ました。そこでハーフの距離ですが、折角だから橋を渡って、おしまいにしようと、観光客もまばらな渡月橋を渡りました。感謝の光に包まれて。そんな気がするほど、素晴らしい経験ができました。人生最初のハーフマラソン。できすぎです。写真は、帰り道から撮影したものです。こんなコースで毎回練習できる幸運に感謝です。
師走にて 夢と覚えし 桂橋 松を超えゆき 月を渡らん あやパパ
大魔神こと、消防本部の鉄塔
美しい、赤い花(ブラシの木、14km)
嵐山 渡月橋