アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

アユ母の語り部

2013年05月02日 | 家族の事
思春期のくーちゃんは
アユと凛の話しがどうもあまりしたくないようで
その話しを始めると
くーちゃんワールドのアニメの話しに切り替えようとする。

この前も
私が真面目に話してるのに
「アユの話しよりこのアニメの・・・」
と話し始めたので
「学校の勉強より大事なはなしだ」と話した。
そんな話しをし始めたら私も止まらなくなって
いろいろ話した。
学校では教えてくれない、教科書の勉強より大事な話し

くーちゃんも半べそかきながら聞いてくれたと思います。


今度は聞きたい時にまた話すよ
我が家の語り部
我が家でしか聞けないアユ母の語り部
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五月

2013年05月02日 | 思う事
五月なのに寒い
なかなか散らなかった桜もやっと終わってくれて
やっぱりホッとしました。
桜が咲いてた時 痛苦しかったからな
ずっとそんな気持ちだったんだけど
桜の時は特にね

明日から後半の連休
明日はゆう君を迎えに行って女川です。
アユが帰って来た日
終わってしまった日
悲しかった日


連休 楽しく過ごすなんて
もうない
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心のガード

2013年05月02日 | アユと凛のこと
同情や情けをかけられるのが凄く嫌で
だから「お線香あげさせて」と言われると
その後の言葉が怖くて身構えてしまう。


「大変だったね」と言われると
何となくその言葉がしっくりこなくて
母の事だけなら素直に受け入れられるのかもしれないけど
アユと凛の事だと
私の中にこだわりがあって
そんな言葉をかけられると
引っかかって理屈臭くなってどうしようもない。

「乗り越えた」
「アユちゃんや凛くんの分も」
「くーちゃんがいるから頑張らないと」
「辛かったね」
そんな一般的な言葉を受け入れられなくて
イライラしてしまいます。

そしていろんな人に気を使いながら
気を使わせながら
自分が傷つかないように自分で自分をガードしてきたようにおもいます。



笑えるし飲み会にも行ける。
でも
心から楽しいと思える事はない
感動もない
幸せだと思う事もない

アユの笑顔と
あの凛の無邪気な笑い声が
私の頭の中から離れる事がないから。



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