アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

つむぎの会

2013年08月26日 | アユと凛のこと
昨日は石巻でつむぎの会でした。
久しぶり

「あなたにとってこの会はどんな存在ですか?」
こんな質問をされました。

つむぎの会は震災で子どもをなくした親の会です。

あの日以来同じ気持ちで子どもを探しつづけた。
そして深く沈んだ気持ち。
立ち直れるかどうかわからないほど悲しかった。
その気持ちを分かり合える。
普通の日常での人達には 10 説明しなくちゃ(それでもわかってもらえないけど)いけない気持ちを
1 話せば安心した答えが返ってくる。

人って自分の話しを他人に納得してもらったり
同調してもらったりして満足感を得るのだと思います。
その満足感を感じて帰る事が出来る。
そして次に進む事が出来るのです。
私にとっては
心のリハビリの場 です。
効力はその時々で違うのですが…
悲しい話しも後々の自分の何かにつながっていくのです。
間違いなく「マイナス」ではないんです。

昨日はTV撮影も入ったから
疲れましたけど
撮影が入らない部分は気が抜けて
皆さんに甘えっぱなしのだらり~んって感じの私でした。

どれもこれも
いい経験をさせてもらいました。
もちろん
アユと凛も一緒でしたよ。
皆で
「我が子だもん。いつも感じるよね」と…
生身の身体がある子だけが母の背中を見てるんじゃない
身体はなくても子ども達は母を見てるよね~って
感じる感じる
ね~アユ凛

また来月行きますね。またいっぱい話そうね。

夜は酒田のお寺で「森の山祭り」
お札焼きの行事です。
朝バスで石巻入りした私を
仙台のゆう君が迎えに来てくれて
一緒に酒田に戻りました。
もちろんその時もアユと凛も一緒
お寺、ギリギリの時間でした。
お札間に合って良かった。
コメント
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