アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

戦い

2013年11月06日 | 思う事
「戦い」って言葉を聞くと
震災を思い出す。
地震があって1.2週間
人がまだあちこちに横たわっていた時

アユと同じ社宅の奥さんが
見つかって車に乗せられて実家に連れて行かれる時
ゆう君の同僚である旦那さんは
見送るみなさんに涙を流しながら
歯をくいしばって頭を下げた。

それを見て苦しくてしかたなくて
アユがそんな風に見つからない事を願った。

ゆう君が身を寄せた社宅では
私達が持って行った食料に飛びついて
「次はこれを…」といろいろ頼まれて…
いろんな物の中に必ず凛が使うかもしれない物も入れた。

安置所の何十枚、何百枚とある犠牲になった方の写真
こんな場所で何でアユと凛を捜さなくちゃいけないんだろう?

戦争の後の様な
ある意味私達も行く度に戦ってた。
目に見えないいろんな事と戦ってかえった。
ボロボロになりながら
それでも私達が死ぬ事はなかったから。


私の住んでる所では
今、市議選真っ最中
姉の選挙事務所に詰めています。
選挙は「戦い」
でも
誰も死んだりしません。
去年も思ったけど
あの時の苦しみにくらべたら
選挙戦の大変さなんて…

でもね
中々大変ですよ。選挙って

疲れて来ると
気持ちが悲しくなってく
そろそろ疲れて来ましたよ。

でも頑張ろう‼
コメント
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