アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

5月22日

2014年05月20日 | 東日本大震災の事
アユが見つかった日
荼毘に伏した日
お葬式の日

混乱の中一連ではしてあげられなかったから
ポツポツと日にちが飛びます。

5月3日
5月22日
6月12日

どれが悲しいかと言ったら…
どれも悲しいけど
一番は
5月22日 荼毘に伏した日
です。

何でもなく
当たり前に明日も明後日もずっとあると思っていたのに
誰も教えてくれない
誰も知らなかった
アユと凛
そしてたくさんの人の明日がなかった事

自分には当てはまらないと思っちゃいけない

誰にでもあてはまる
「明日がないかもしれない」
誰も教えてくれない

3年前の今日
アユの体がなくなるなんて
誰も知らなかった。

今も考えると心臓がバクバクする。
我が子を火葬場で見送る姿を思うだけで苦しい。

アユ
助かってほしかった
助けてもらいたかった
生きててほしかった


あれから
家族それぞれの人生が変わった。
生きているから幸せではない。
幸せでない人生をも
もがきながら生きなければいけない
笑っていても涙がでる。
楽しい涙じゃない
いつでも
アユと凛を思う母の涙

毎年 お祭りの後には必ず思う

5月22日
歩 26歳 永眠す
悲しいよアユ
なんで会えないのかまだわからない
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お祭りの夜

2014年05月20日 | 日記
お姉さんとお祭りの夜を楽しみました。
いろんな話しをして…
もちろんアユと凛の話しも

そして
ゆう君がいつか誰かと再婚してしまうかもしれない
所詮、他人だと言う事

そしたらどうなるんだろう?
もう戻らないアユは
アユと言う存在はなんだったのだろうか?
と話した。

まだ子供だったら
独身だったら
そんな話しもすることもなく
悲しみにただ没頭する。

20代で妻と子をなくす事って
なかなかその辺に転がってる話しではなく
辛く、苦しい話しではあるけれど

でも
再婚話しを簡単に受け入れられるものではない。

そんな話しがあるかもしれない
そうかもしれない
そうだと言う話し…

そして明後日は辛く、悲しかった日
なのです。
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