アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

穏やかだけど

2014年07月10日 | 日記
どんなに穏やかに静かな時間を過ごしても
幸せ にはならない

少しの悩みがあっても
アユと凛がいて子供達がそろって元気だったら
それが幸せでした。

生きてる人が
生きてる子供達の悩み事を
どんなに切実に語っても
それは
それだけで幸せ事です。

子供がいなくなる心のアナの
想像出来ないほどの大きさが
そこにある切なさのなんて重い事か…
それは
子供をなくさないとわからない。
たとえ死を宣告されたとしても
しんでなければわからない。

そこのラインは果てしなく高い

そのラインは中々超えない
人は簡単にはしなない
でも、あっけなくしんでしまう事もある。
あっけなくライン越えしてしまった我が子を
呼び戻す事は出来ない。

我が子がいなくなるなんて
この世の終わりだと思った
でも、この世は終わらなかった。
いっそ全てが終わればよかったのに
だけど
周りは何も変わらなかった。


私にも静かな時間が戻って来た様に感じるけど
あの時から違う時間が始まったんだと思う。

周りは変わらないけど
自分は違う時間を歩いてると思う。
穏やかだけど平穏ではない。
穏やかだけど幸せでもない。
今までとは全く違う時間






コメント (2)
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