アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

お気の毒

2014年07月09日 | 日記
人の死を天秤にかけてはいけない
と言葉でわかっていても
つい
天秤にかけている自分がいます。

歳そこそこのお祖父様が旅行先で亡くなったと
話していて
「気の毒だ!」
って話しを知り合いの方々がしていました。

私はと言うと
申し訳ないけれど
これっぽっちも気の毒だと思えなくて
逆に「幸せだったじゃん!」
って思ってしまうのです。

人生の折り返しを過ぎて
キレイな棺に入れてもらえれば
それだけで幸せな人生だったじゃん!
って

人はいつか必ず死ぬんですもの
そこそこまで生きたら
大体の事はもう済んだでしょうに

なのに
人はどうして
誰でも同じ様に
「お気の毒」ってしか言わないんだろう?
その先はこの世の中より
もしかしたらずっといい所かもしれないのに…

26歳のアユより
6ヶ月の凛より
歳そこそこのお祖父様には
当たり前に来る事でしょう?

そう思ってはいけないのかな?
でもそんな風に思ってしまう
そんな風にしか思えない。

みなさんの
「お気の毒に」の話しに入って行けなくて
私がいる事で
その話はどんよりして誰も話さなくなりました。
コメント (4)
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