アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

感覚の違い…それでも人間だから当たり前

2015年06月03日 | 日記
私の周りでは
4年前も今もずーっと普通で
変わりない生活を過ごしているから
知らない人は
自分で言わない限り私を「震災遺族」だと思う人は居ない。
そうかも…って思われる事もなくて
普段は至って普通です。

被災地と呼ばれる所に住んでいるのと
そことは全く関係ない所に住んで
ガラスを一枚も二枚も隔てて見ているのとでは感覚が違うなぁ
って思います。

テレビでしか被災地を見た事のない人が
断然多いと思うし
震災を身近に感じて居ないし
大体の人が「ここには来ない」
と思って生きているはず。

色んな意味で
被災地と呼ばれる所とは感覚が違うと思っています。

そんな意味では復興も
そこに住んで居ないから
毎日少しずつ進んで行く復興を目の当たりにしているのと
元々、アユと凛に関係のある場所にしか思いのないって感覚の
すりガラスを通して見るのとでは
そこに住んで生活をしている人とは
違う感覚なんだろうな って思います。


ブログでネガチィブな事をつぶやく私も
普段は至って普通です。
「今日も楽しく幸せに過ごしましょ~う」
なんて感じに乗っかっているかの様に過ごしていますよ。

でも
アユと凛への思いは私の中では
何より、誰より大切で
大切だから切なくてどうしようもないから
そんな思いだけは
こうやって書き留めておこう
そう思っています。

日々 楽しくなくてもいい
幸せな気分になんてなれない
時々イライラして怒りまくるけど
人間だから当たり前
アユと凛が居なくて寂しいくて悲しいのも
人間だから当たり前

コメント
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