りんりんの匂い

私は夜アユの部屋で寝ています。
その部屋にくーちゃんが来て

「りんりんの匂いがする！」って言った。

何か特別な事をした訳じゃない。

「りんりんの匂いってどんな匂い？」
って聞いたら
「忘れたのママ。
りんりんは甘いミルクの匂いがしたんだよ」
って…

その匂いがしたらしい。

やっぱり居るんだ。
来たんだよね。
アユ 凛

普通の日

FBでは沢山の知り合いの方々から
「おめでとう」のコメントをいただきました。
ありがとうございます。

皆さんの言葉はありがたく受け止めました。

だけど…
誕生日はお祝いをしなくなりました。

くーちゃんの誕生日とタカの誕生日はするんですけどね。
もちろん
アユと凛の誕生日も


娘と孫をいっぺんになくした私には
年を重ねる事が「おめでたい事」だなんて
どうしても思う事はできない。
そんな事
思える訳がない。

アユと凛が重ねて行くはずだった年月を
私が当たり前に重ねるのはおかしい。
そんな事を今も思います。

親として
母として当たり前の思いです。

この思いは私がしぬまで消える事はありません。

クリスマスやお正月と同じ様に
誕生日も何となく過ぎればいいよ。

家の中では誕生日もいつもと変わらない普通の日
お祝いの日じゃない
普通の日

普通の日なのに
朝から涙が流れました。
アユと凛の居ない誕生日をまた迎えてしまったから…

今日は誕生日

おはようございます！

今日は私 誕生日
◯◯歳

ひねくれてる感じの言い方ですが
今年も嬉しくもめでたくもない誕生日です。
自分の誕生日が
こんなに皮肉で面白くないものになるなんて
思ってもいませんでしたよ。

私の積み重ねる年齢を
アユと凛に渡してあげたかった。
私は誕生日なんて迎えられなくてもよかったから
アユと凛に誕生日を迎えてほしかった。

そう思うから
だから
誕生日は嬉しくも何ともありません。

でも
今年も誕生日
アユが「おめでとう」を言ってくれる。

誕生日プレゼントに
アユと凛の顔が見たいです。
手を
握りたい
抱きしめたい。
アユと凛を…