アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

死生観を語る

2016年01月14日 | 思う事
「いかに死ぬか」
樹木希林さんが死生観を語っていました。

「人は必ず死ぬというのに、長生きを叶える技術ばかりが進化して
なんとまあ死ににくい時代となったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く星になりたい。それが、私の最後の欲なのです。」

「死ぬということは悪いことではない。当たり前のこと。
『生きているのも日常、死んでいくのも日常』私はちゃんと見せていきたい。

(死への覚悟は)常に思ってる。皆さんは果てしなく生きると思っているでしょ?
いまはいつ何があってもおかしくない。畳の上で死ねたら上出来」





こんな事を語っていました。
本当にその通り
そして、私も同じ事をいつも思っています。

全身ガンと言われ
さぞやもう短い命
と囁かれながら
今も時々テレビに出ては変わらない姿を見せてくれる。

かたや
この人がなぜ?
と思える人が突然 なくなったりする。
それが
「生きるも死ぬも 日常」
って事ではないだろうか?


私も
アユと凛がいなくなってから
考える様になりました。
いかに長生きするか ではなく
いかに死ぬかと言う事を…
コメント
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