アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

最後に話した日

2017年03月09日 | 日記
6年前
最後に話しをした「今日」という日が
今年も過ぎていきます。

6年前の今日から
話しもしていない。
なんて長い日
さっきの事みたいに覚えているのに…
変だな。

会えない事か
話さない事が
「当たり前」になっていかない。
6年経っても
いない事が当たり前にはならないよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとイライラ

2017年03月09日 | 日記
イライラする事があったので
つむぎの会の友達に電話しました。

話したらスッキリした。

テレビに出してもらったり
自分のブログでも写真をアップするから
仕方ないのかもしれませんが…

アユと凛の写真を勝手に使われるのは
イヤだ。

でも
解決しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「忘れちゃいけない事」

2017年03月09日 | 日記
震災の被害はそれぞれで違います。

家を流された人
家族をなくした人
友達をなくした人
家も家族も友達もなくした人

福島の人達はもっと違う。

何もかも置いて来た。
家も荷物も動物達も津波で犠牲になった遺体も…

苦しんで悲しんだ人達は声を出せなかったりする。
こうやって文字にしているくせに
私もすぐには声を出せなかったりする。
声を出さないと大丈夫だとおもわれるのかな?
大丈夫でなんかない。
時間は心を癒してくれない。
時間が経てば経つほど
沈み込んだモノが湧き上がって来るものだと思う。

つむぎの会のリーダーの方が
「遺族は遺族でないと癒されない」
とよく言います。

そうだと思う。

「福島の被害は福島の人にしか癒されない」
となってしまう。

でも
あまりにもその人達が多すぎて
アチコチに散らばりすぎて
そんな定義に当てはめられない。
世の中そうではダメなんだろうと思います。

福島の心の問題は世の中のみんながちゃんと考えなくてはいけない事で…

やっぱりいつも言われてる
「忘れちゃいけない事」なんだと思います。

福島の事だけでなく
東日本大震災の被害は
「忘れちゃいけない事 」
なんだと今朝は思いました。

イジメてはいけないよ。
自分がそうなったらどーだよ!
望んでそうなった人なんかいないんだよ。


朝からニュース番組で
テンション上げました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アユ母

2017年03月09日 | 日記
お抱え葬儀屋さんは
去年
奥様とお母さんを
あまり間をおかずになくした。

だから
打ち合わせの時からゆう君に
「気持ちはよくわかる」と繰り返していました。

違うのにね
人それぞれ…

葬儀屋さんは
ゆう君がまだ独り身だと思って色々 心配してくれた。
「実は…」と話すと
「それは良かった」と…
「幸せにならなければ…」と…

他人事だからね。

私は隣で
「私はアユの母だから複雑…」って話した。

人は
結婚=幸せ
って言いがちだけど
結婚したからって
アユと凛の事は消せないし
新しい家族で時間を過ごしても
その中で
色んな事でアユと凛を重ねて過ごすのは
家族の中でゆう君だけだ。
それが本当に幸せかどうかは
もっと後にならなくちゃわからないんじゃないか?
って…

そしてもっと20年も30年も経って
アユ母の気持ちとかがわかってくるんじゃないか…って話した。

ゆう君だって
しっかりしてそうで
まだまだ若い
わからないよ 私の事まで
多分自分の事で精一杯だ。
そんなもんだ。

私はゆう君だけが幸せになるのは
いい気分じゃない。
「アユを幸せにする」って言って連れて行ったくせに…
体裁を取り繕う事は言えない。

それがアユ母です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする