アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

言葉に打つける

2018年04月17日 | 日記
一度栓が外れると
溢れたものがまた沈み込むまで時間が必要です。
思い出すと涙が出る。

世の中は、日本は
ボランティアだらけ

被災地と言われる所にボランティアに行って
メディアに出る事には満足感を感じて
ボランティアは素晴らしい
とか言っている。

身近な被災者家族に
見えない気遣いをする
って事は
一番大切なボランティアではないのかな…

いつも
ずっと気を使え
とは言っていない。

私だって
様々、人に合わせた話をするし
いつも何か、気遣いを忘れないように…
と心掛けている。
誰もが誰かを気遣う。

そんな事が
「寄り添う」
とか
「共感」に近づくんじゃないだろうかと思う。

隣に座った人に気を使えない人が
上からの話しに気づかない感じが………
どうかと思う。

生きてきた人生の長さじゃないと思う。
長く生きてきてもわからない事は沢山あるし
若い人の方が知ってたりするよ。

なかなか沈まらない感情を言葉に打つける。

あ〜〜ぁ………です。
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感情不調

2018年04月17日 | 日記
久しぶりに大声で泣きながら帰って来た。
ボランティアがどれだけ偉くて
どれだけ賞賛されたいんだろう。


昨夜は地域の役員の総会です。
今までの役員の人が体調を崩して
新しい役員の人が入ってきました。

70歳くらいのバリバリ現役スポーツマンのおじいちゃん。
ずーっとスポーツばかりなのかな…
やたら正義感も強い感じが嫌な感じ
イヤ
はじめも昨夜の途中までも
全然イヤな感じじゃなかったのに
途中から…

「3.11を知ってるか?
それで自分達は牡蠣棚を直すボランティアをしてきた」
と話しはじめた。


途中の話しはなんだかわからなくなったけど
要するに
自分達はボランティアを頑張ってすごいだろう
って話しだった。

だから
「そのはなしはイヤだ」
と言ったのに…
「話して悪いのか」
「俺たちのやってる事の何が悪い⁈」
って感じの話し方をされた。

私の中で何かの栓が
「ポン!」
と音をたてたよ…

そしたら涙が止まらなくなってしまって…
みんなより先に家に帰った。

帰り道
大声でオイオイ泣きながら
家に着いてもとまらなくて
そのまま寝てしまえ…
って感じ
夜中、何度も目が覚めた。

悔しかった!

アユと凛がいたら…
アユと凛は悪くないのに
アユと凛がいたらそんな話しされても悲しくはなかったはず…

ボランティアをする事だって
悪い事ではないし…いい事だと思うし…
でも………
笑って話してても「悲しい」と言う事を
そのおじいちゃんはわからなかったんだよね。
アユと凛の事は話しとしては聞いていたはずなのに
笑って話しをする私にそのおじいちゃんは
自分の話しを押しつけてきた。

そしたら最後は悲しくなってしまった。
そう言う事でした。

おかげで今朝も
感情不調で涙が出ます。

おじいちゃんはその後
残った皆さんにお説教された様です。

久しぶりにボランティアを賞賛する
上からの人の話しを聞いたよ。
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