平気じゃないよ

震災の話しや
アユと凛の話しを
いろいろと聞かれるのはイヤで
そんな話しになると
自分の顔がサ～っとひきつっていくのがわかる。

どんなに笑顔で話していても
突然自分が変わるのを感じます。

もちろん
つむぎの会のみなさんや家族では大丈夫なんですが
普通の生活で
そんな話しになるのがイヤで
最近は「ダメ！」とハッキリお断りしています。

ただ聞きたい人もいて
普通に聞いて来るのは
私、全然平気じゃないから

時間が経てば経つほど
ダメな所のはまり口が大きくなっているようで
話してる相手は時々何の事だかわからない事もあるようなのですが
しっかり地雷踏んでますから

自分でも予想外にあちこちに地雷があって
それに苦しんでしまう事がある。

そんな風に思いながら
何年も何年も歳を重ねていかなくちゃいけないんだろうな
頭ではわかっていても
心と身体で受け止められなくて
苦しんでしまう。

アユはどう思っているんだろう？
凛は？
凛は何て言うんだろう？

ただボ～っと
考えてしまう。

ミシンとパン

私が小さい頃母は洋服の仕立て屋さんだったので
家でいつもミシンを踏んでいました。
そしてその隣で私は静かに遊んでる子供でした。

だからか
何かしら作るのは大好き
イライラしたり落ち着かない時とか
無性にミシンを出したくなります。

私のミシンは足踏みではなく
コンピュータミシンの少しお高いやつ

前のミシンはアユが使う時に壊れてしまったので
(多分、寿命で…アユは悪くないよ)
くーちゃんが生まれた時に買い替えて
直線がキレイなのと刺繍が出来るやつにこだわって買いました。

何となく何か作ってしまうと
それでスッキリ
達成感で満足してしまいます。

今日は勢い付いたのでパンまで作りましたよ。
やる気ない時は全然ダメなんですけどね。
そんな所も若い頃とは違うなぁ
そんな事を感じてしまうってトシですよね。



手作りパンはアユもタカもくーちゃんも大好きで
よく食べてくれます。
たまにしか作らないからその時々で味が違うんですよね。
今日のパンはどうかな？

疲れてます

テンションが上がると
後で必ずガクンと落ちます。
今 ちょっとそんな感じ

疲れも出てるからだと思うけど
ややナーバスです。

そんな時はペットちゃん達に癒してもらいます。
スリスリ、ペタペタ
今、春の毛抜け時期でどの子も毛だらけ～
コロコロ片手にペタペタです。

桜の季節

保育園の庭には桜の木が何本かあって
三年前
その花が咲くのがすごくイヤで
みんなが笑いながら桜を見ていた中
私だけ泣きながら見ていました。

だから
それから桜はダメです。

東京は桜が満開でした。

でも
東京の桜は人混みでかき消される部分があって
きれいだけど私やアユの場所じゃないから
思いが重なる事がありません。
だから大丈夫か？って言ったら
そうでもなかったりもするんですけどね。

あちこちで見る
アユと凛と同じ位の親子も
似てなければ大丈夫かって言ったら
そうでもない。
似ていようが似ていまいがアユと凛を思い出す事には変わりない。
どっちかと言えば
似てる人はほとんどいない
でも
そんな親子はイヤなんです。
今を楽しんで生きてる親子を見るのが…

ここでももうすぐ桜がさきます。
桜の季節はなくなってくれてもいいな

また会おうね

ザワザワした都会はあまり長くいるもんじゃないなぁ

姪っ子がいた所は落ち着いた場所で良かったですよ。

電車の中で置いてくる寂しいさを感じたけど
生きてさえいればまた会えるんだものね。

また会おうね。


「会おうね」と言葉をつぶやくと
アユにも会いたくなる。
会いたいよ アユ