アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

生きてさえいてくれれば

2014年04月18日 | 思う事
三年経っても凛は見つからなかった。
行方不明のまま
どこに行ったのかわからない。

そんな事が家族の誰かに起こるなんて
今も信じられない。

他人を見る時
「この人の身にもそんな事があるかもしれないんだなぁ」
なんて思いながら見るようになった自分

今、笑っていても
心から笑えなくなる日が来るのかも
と 思いながら他人を覗きこんでる自分がいます。

今日もちょっとした事故で子供が犠牲になってなくなった。
朝、普通に
「行ってらっしゃい」で別れた子が
いつものように
「ただいま!」と帰ってこないかも
そんな無情な事があちこちで起こる。


韓国で大型客船が沈んだ。
300人以上もの修学旅行の高校生が乗った船らしい。
260人もの行方不明者

楽しんで船に乗っていただろう。
楽しい思い出を作って帰って来るのを楽しみに
見送っただろう家族

まさしく
明日何が起こるかわからない出来事
人為的な事故であれ
そんな出来事が突然に起こる。
残酷



生きるって
時にすごく残酷なんだと思う。
世の中
残酷な事がたくさんなんだ

家族がいて
多少の病気であれ
カツカツの生活であれ
仕事がうまくいかなくても
人間関係につまずいても
生きてさえいればいい

生きててくれてれば
それだけでよかった。




コメント (2)
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