大変ご無沙汰致しておりました、気が付けば2ヶ月も過ぎていたのですねぇ~
わたくし、先日まで とある講習会を受講させて頂いておりました。
そのお話しの中で、ひじょうに印象的と云うか、そんな見方もあるのかっ!と、驚いた教えがございましたので、この場で紹介させて頂きます。
この講習会の講師様は、欧州や中国に海外工場がある会社にお勤めだった方で、海外工場における社長を務めた経験もおありでした。
まぁどっかの社長様とは比すべきところのないような お方でございます。
そんな講師様が講義の中で余談として紹介してくれたのが、これまでに国内から海外かけて沢山の企業を訪問して感じたこと、「企業理念」や「社是・社訓」についての持論でございました。
わたくしは、お話しを伺っていて、
「目から鱗が落ちるとはこのことかっ!」
と、全く以て今まで考えついたこともない眺め方でしたので、ホトホト感服仕りました
講師様曰わく…
「良く社是や社訓なんてのを、恭しく派手な額縁に入れて会社の壁に飾り付けて、工場見学の最中に、
『これが弊社の社是でございます…』
なぁ~んて自慢してる重役が居るけどさぁ、馬鹿言うなよって思いますね!」
えっどう云うことかなぁ
?ハテナ…?
「これまでに色んな会社を見てきたけど、あんなものは会社で出来ていないからこそ わざわざ従業員に見せつけて
『お前らちゃんとやれよっ!』
と、宣言している訳で、逆に言えば
『弊社ではこのようなことができておりません』
って、世間様に対して公表しているようなもんだわな。」
うおぉ~ナットク…
「そもそも、品質第一や誠実・勤勉・礼節…馬鹿言ってんじゃないよ。
この程度のことは、一々書かなくともやって当たり前でしょ?」
「まぁどこの会社でも たいそう立派な言葉を並べてるけども、額縁に入れて客人に見せて自慢するようなもんじゃあないね!」
「逆に社訓がこの程度のレベルなんです…
と、恥じ入るくらいじゃないとダメだわな!」
ザッと書きますと、こんな感じでした。
確かに…「企業理念」なんてのは、従業員行動規範の目標とするところを書いてあるのでしょうから、その通りかも…
好奇心旺盛なわたくしは、帰宅して早速いろんな会社の「社是・社訓」を探してみました。
教えの通りに見方を変えて、改めて読んでみますと…
「えっこんなの当たり前じゃん?出来てない訳?」
と、思わず吹き出してしまう作品が沢山見つかりました。
「我が社は従業員の幸せを第一に考え…」
なんてのは 良く見かけましたが、そんな会社に限ってブラック認定企業だったりしますね。
従業員を大切に思う余りに、厳しく接してしまうのかしらん…?
なぁ~んて、思っちまいますね。
お前はライオンかっ!
これは寅
また、白斑問題で評判となった某化粧品メーカーでは、
「美しさの先に、笑顔を。」
なぁ~んて、言葉を 企業の使命 として、いまだにホームページに掲載しておりますが、被害に会われた方が目にしたらば どのように感じるか、考えていないんでしょうか?
少々毒を吐きますれば…
「美しさを求める先に、絶望を。」
が、現状でございます。
まだ隠忍自重すべき時節では?
被害者の治療が済んでから、能書きを垂れるべきじゃあございませぬか?ん?どだ?コノコノ
わたくしが過去 実際に出入りし、社内の実情を拝見してきた会社の社是なんかも眺めてみましたが、なかなかのもんでした。
社是
「創意みなぎる技術を集結し、
未来の夢へと挑んでいきます。」
(みたいな感じです)
そこの会社の実態は?
「設計はお客様に任せ、部品を集めて製作するのみ」
(そこに創意はあるのかい?)
「作業員は、薄給のため将来の夢を描けぬ若い派遣社員ばかりをこき使い…」
「そんな若人たちから詐取して恥じることのない、無能なる管理者たちが多勢いるよ~…管理者多過ぎ…」
(まさか…定年後の夢に挑戦てか?)
なんか年金の構図を見ているみたい…
いやはや…
すでに笑えねぇ…
役職者たちは、外車やレクサスを平気なツラして乗り回し…
その役職者たちの収入を支える若人たちは、飾りっ気のない軽自動車に乗り…
(あっでも、たま~に元気なハイソ系の方はおりますよ~
)
ま、こんな会社は当たり前のように沢山ありますねぇ~…
どんだけ恥知らずが多いんだろ…
以前に伺った関東圏内T県のある工場では、エンブレムを全て金色に交換した成金仕様セルシオが、これ見よがしに駐車場に数台停められ、その工場の中はと言いますと、外国語が飛び交っている…そんな会社もございました。
日本人の人件費では贅沢が出来なくなり、東南アジアから大量に雇い入れて己の贅沢を維持していらっしゃる社長さんでしたね
そこは会社の名前すら忘れたので社是を見ることはかないませんが、見てみたかったな…
ぜひ皆様も自分の会社の理念やら社是やらを見直して見るコトをお勧め致します。
経営者の人間的な厚みを計る指標とすることが出来るハズですよ。
プププ
「てめぇの話は嘘ばっかりだな!」
と、社長様と同じセリフが頭に浮かんだ方は、教えて頂けると大変参考になりますので、ぜひよろしくお願い致します
さて~当ブログの主役たる社長様の社訓を見直すとしますか…
「会社とは、人が作り」
「また人は、心が作る」
ん~深い…
ようで浅い…
改めて読みますと、遠浅の海を眺めているような気分に浸れました…
はぁ…絶景ナリヤ…


さて、「会社を作る人」は誰なんだろう…
数々の、従業員・お客様・仕入先の問屋さん…
などなどに、アホさ加減に愛想を尽かされ呆れられ、沢山の人が去って行き、その都度 口から出るのは負け惜しみのみ。
ま、会社は社長様 お一人で作っているとして終わり。
(ところでアンタ人なのかい?
)
次に、「人とは心である」と言いながら、心よりも大切なモノ「拝金主義」が隙あらば前面に出てしまい、いつも自分だけは損をしないようにと、せこく立ち回っているのがミエミエな社長様…
度々…
「誠意ってなんじゃろうね!」
と、菅原文太さんに質問させてみたくなりましたね。
「心」を大事と仰るならば、万民に対する愛情を指し示すべきじゃね?
己の損得で物事を判断している時点で、「心」よりも「我欲」が勝っていることは明らかな訳で、
「会社は俺が作り」
「俺は我欲で作られている」
これが、実態かな?
ご立派な社訓を達成することは…到底無理だろうねぇ~
あっそうそう、社長様ご自慢の社訓を納めた額縁ですが、震災時に壁から落ちてガラスが木っ端微塵となり、社長夫人様に
「そんなの壁に掛けておくから、こうなったんでしょ!」
と、お叱りを受けていたのはウケました。
社長様ションボリ…
しかし、毎朝こんな小っ恥ずかしい社訓を合唱させて…
嬉しいんかなぁ?従属させてる感が堪らないのかしらん
鼻息荒い わたくしとしては、そんな下らん社訓よりも、社長様の経営者としての ありがたいお言葉や意気込みが聞きたかったんですが、たまに朝礼で話す内容はと云うと、前日のスポーツのことばかり…
(教養あんのか~オメ~はよ~)
まぁ、経営者としては なぁ~んにも考えてねぇ~んだろうな~
人生において師と仰げるような、ためになる話なんか、一切聞かされたことねえもんな~
終わりに…
今後、起業を目指す方がおりましたならば、この「社是・社訓」の読み解き方を参考にして頂き、他人から嘲笑されることのないような、身の丈に合った
「社是・社訓」
を、作られますように…
そして社是なんてモノは決して自慢なさらずに、
「目標に掲げ、その達成に向けて努力しているんだ!」
との意識だけは決してお忘れにならぬこと、これをお薦めして、本日は お別れとさせて頂きます

わたくし、先日まで とある講習会を受講させて頂いておりました。
そのお話しの中で、ひじょうに印象的と云うか、そんな見方もあるのかっ!と、驚いた教えがございましたので、この場で紹介させて頂きます。
この講習会の講師様は、欧州や中国に海外工場がある会社にお勤めだった方で、海外工場における社長を務めた経験もおありでした。
まぁどっかの社長様とは比すべきところのないような お方でございます。
そんな講師様が講義の中で余談として紹介してくれたのが、これまでに国内から海外かけて沢山の企業を訪問して感じたこと、「企業理念」や「社是・社訓」についての持論でございました。
わたくしは、お話しを伺っていて、
「目から鱗が落ちるとはこのことかっ!」
と、全く以て今まで考えついたこともない眺め方でしたので、ホトホト感服仕りました
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講師様曰わく…
「良く社是や社訓なんてのを、恭しく派手な額縁に入れて会社の壁に飾り付けて、工場見学の最中に、
『これが弊社の社是でございます…』
なぁ~んて自慢してる重役が居るけどさぁ、馬鹿言うなよって思いますね!」
えっどう云うことかなぁ
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「これまでに色んな会社を見てきたけど、あんなものは会社で出来ていないからこそ わざわざ従業員に見せつけて
『お前らちゃんとやれよっ!』
と、宣言している訳で、逆に言えば
『弊社ではこのようなことができておりません』
って、世間様に対して公表しているようなもんだわな。」
うおぉ~ナットク…
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「そもそも、品質第一や誠実・勤勉・礼節…馬鹿言ってんじゃないよ。
この程度のことは、一々書かなくともやって当たり前でしょ?」
「まぁどこの会社でも たいそう立派な言葉を並べてるけども、額縁に入れて客人に見せて自慢するようなもんじゃあないね!」
「逆に社訓がこの程度のレベルなんです…
と、恥じ入るくらいじゃないとダメだわな!」
ザッと書きますと、こんな感じでした。
確かに…「企業理念」なんてのは、従業員行動規範の目標とするところを書いてあるのでしょうから、その通りかも…
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好奇心旺盛なわたくしは、帰宅して早速いろんな会社の「社是・社訓」を探してみました。
教えの通りに見方を変えて、改めて読んでみますと…
「えっこんなの当たり前じゃん?出来てない訳?」
と、思わず吹き出してしまう作品が沢山見つかりました。
「我が社は従業員の幸せを第一に考え…」
なんてのは 良く見かけましたが、そんな会社に限ってブラック認定企業だったりしますね。
従業員を大切に思う余りに、厳しく接してしまうのかしらん…?
なぁ~んて、思っちまいますね。
お前はライオンかっ!
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また、白斑問題で評判となった某化粧品メーカーでは、
「美しさの先に、笑顔を。」
なぁ~んて、言葉を 企業の使命 として、いまだにホームページに掲載しておりますが、被害に会われた方が目にしたらば どのように感じるか、考えていないんでしょうか?
少々毒を吐きますれば…
「美しさを求める先に、絶望を。」
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わたくしが過去 実際に出入りし、社内の実情を拝見してきた会社の社是なんかも眺めてみましたが、なかなかのもんでした。
社是
「創意みなぎる技術を集結し、
未来の夢へと挑んでいきます。」
(みたいな感じです)
そこの会社の実態は?
「設計はお客様に任せ、部品を集めて製作するのみ」
(そこに創意はあるのかい?)
「作業員は、薄給のため将来の夢を描けぬ若い派遣社員ばかりをこき使い…」
「そんな若人たちから詐取して恥じることのない、無能なる管理者たちが多勢いるよ~…管理者多過ぎ…」
(まさか…定年後の夢に挑戦てか?)
なんか年金の構図を見ているみたい…
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いやはや…
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すでに笑えねぇ…
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役職者たちは、外車やレクサスを平気なツラして乗り回し…
その役職者たちの収入を支える若人たちは、飾りっ気のない軽自動車に乗り…
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ま、こんな会社は当たり前のように沢山ありますねぇ~…
どんだけ恥知らずが多いんだろ…
以前に伺った関東圏内T県のある工場では、エンブレムを全て金色に交換した成金仕様セルシオが、これ見よがしに駐車場に数台停められ、その工場の中はと言いますと、外国語が飛び交っている…そんな会社もございました。
日本人の人件費では贅沢が出来なくなり、東南アジアから大量に雇い入れて己の贅沢を維持していらっしゃる社長さんでしたね
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ぜひ皆様も自分の会社の理念やら社是やらを見直して見るコトをお勧め致します。
経営者の人間的な厚みを計る指標とすることが出来るハズですよ。
プププ
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「会社とは、人が作り」
「また人は、心が作る」
ん~深い…
ようで浅い…
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はぁ…絶景ナリヤ…
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さて、「会社を作る人」は誰なんだろう…
数々の、従業員・お客様・仕入先の問屋さん…
などなどに、アホさ加減に愛想を尽かされ呆れられ、沢山の人が去って行き、その都度 口から出るのは負け惜しみのみ。
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次に、「人とは心である」と言いながら、心よりも大切なモノ「拝金主義」が隙あらば前面に出てしまい、いつも自分だけは損をしないようにと、せこく立ち回っているのがミエミエな社長様…
度々…
「誠意ってなんじゃろうね!」
と、菅原文太さんに質問させてみたくなりましたね。
「心」を大事と仰るならば、万民に対する愛情を指し示すべきじゃね?
己の損得で物事を判断している時点で、「心」よりも「我欲」が勝っていることは明らかな訳で、
「会社は俺が作り」
「俺は我欲で作られている」
これが、実態かな?
ご立派な社訓を達成することは…到底無理だろうねぇ~
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あっそうそう、社長様ご自慢の社訓を納めた額縁ですが、震災時に壁から落ちてガラスが木っ端微塵となり、社長夫人様に
「そんなの壁に掛けておくから、こうなったんでしょ!」
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社長様ションボリ…
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しかし、毎朝こんな小っ恥ずかしい社訓を合唱させて…
嬉しいんかなぁ?従属させてる感が堪らないのかしらん
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鼻息荒い わたくしとしては、そんな下らん社訓よりも、社長様の経営者としての ありがたいお言葉や意気込みが聞きたかったんですが、たまに朝礼で話す内容はと云うと、前日のスポーツのことばかり…
(教養あんのか~オメ~はよ~)
まぁ、経営者としては なぁ~んにも考えてねぇ~んだろうな~
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人生において師と仰げるような、ためになる話なんか、一切聞かされたことねえもんな~
終わりに…
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「社是・社訓」
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そして社是なんてモノは決して自慢なさらずに、
「目標に掲げ、その達成に向けて努力しているんだ!」
との意識だけは決してお忘れにならぬこと、これをお薦めして、本日は お別れとさせて頂きます
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