脳のミステリー

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185.07・07・07

2007-07-07 10:52:18 | Weblog
 今日は七並びの七夕。何となく無性にラッキーな気分になってくるものだ。「たなばた」は「しちせき」とも読む。そう言えば「夕日」と「ゆうひ」と読まず、入り日を称して「せきじつ」と読む。
 一等星のベガは機織の上手な働き者の娘で、アルタイルもまた牛を追う働き者だった。中国や日本では織姫と牽牛と呼ばれている。
 日本の民話としては、晴れて夫婦になった二人は楽し過ぎてちっとも働かなくなってしまい、織姫の父上である天帝の怒りにあって天の川を隔てて引き離されてしまった、という話は私は子供の頃から聞かされてきた。現在の子供達も笹に「お飾り」をして「お歌」を歌っているだけじゃないでしょうね!
 一年に一度だけの逢瀬の夜、たまさか雨が降って天の川の水かさが増して織姫が渡る事が出来なくなってしまったら、どうする? 会えない事を哀しんでいる二人の為に無数のカササギが飛んできて天の川に自らの体で橋をかけてくれる、という「お話」があるのだが、こんな素敵な話は是非とも幼い時に読み聞かされるに相応しいのだが・・・
 また、長い歴史の中で中国にも様々なバリエーションに富んだ話が伝わっているが、有名なのが「天河配」である。内容は、牛飼いの男が水浴びをしていた織女の衣を盗んで夫婦になるが、織女は天界に帰り、牽牛は追って天界に昇ってくるが、織女の母である西王母によって天の川の東西に引き裂かれてしまう、という様な伝説で、多分京劇等で戯曲の題材にはうってつけだが、ちょっと子供には教え難い。「どうして、水浴びをしている間に着物を盗むの?」とか「脱いだ着物を盗むなんてエロイ!」なんて言われたら、あなたならどう応える?
 もっとロマンティックに過ごしましょうよ、せめて七夕の夜は!

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2 コメント

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Unknown (ハル)
2007-07-08 22:31:34
こんばんは。
七夕といえば不思議に思ってることがあります。
なぜ北海道は1カ月遅れの8月7日に七夕なんでしょ?
「北海道は寒いから・・」って聞きますが、昨日はすごく暑かった(笑)!
なんでかなぁ??
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Unknown (ban-kuko)
2007-07-09 15:00:56
旧盆とか旧の正月は聞きますが、旧の七夕ってあるんですかね?!
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