母の帰省

子どもの帰省ならよく聞く話であるが、ウチは母である

火曜日から昨日迄の約５日間の慌ただしい短期帰省を終えて、母がまた弟の子どもたちの面倒をみるために関東へ

私の休みに全く引っかからないというどうしようもない日程故、父の墓参も叶わず仕舞い

しかし、久しぶりの母娘水入らずの時間は母の老いを実感させる、やや悲しいものとなった

決して贅沢な物は持っていないが、身綺麗にしていた母の髪の毛は伸び放題で白髪も表出
(弟の自宅辺りには美容院が無いらしい)
今回の帰省で美容院にでも…と思っていたが、かなり好みがうるさい彼女だからとうとう行けなかった
で、どこに行ったのか？

持病がある為、かかりつけ医に約4ヶ月ぶりの診察
弟の住む地域には天神のようなデパートが無い為、弟の子どもらのリクエストで蒲鉾を調達しに
なんでも、海無し県の為に魚類が不味いらしい(あくまで長崎出身の母の言葉)
子どもらも４年間の福岡暮らしで舌が肥えたのか、魚が食べたいとのリクエストでスーパーから買って来ても、不味いと言うらしい

せっかく帰省しても、空港に迎えに行き夕食を共にしただけで出かけることも送りに行くことも出来なくて申し訳無かったが、僅かな時間語りあった

これからの事が主な話

この自宅をどうするか
母の住民票を移すか
或いは私が関東へ移り住むか…

結論は出ていないが、母にすれば地震が多くて嫌だから福岡で暮らしたい
しかし、子どもらの事が心配で不憫だと


私にすれば母のやつれ方が忍びなく、すぐにでも戻したい気持ちである

不仲な弟の無責任な言動や態度にひとりイラつく毎日である