banananbearの独り言

バツイチおばちゃんの日常生活をぼちぼち更新♪(´ε` )

11月

2014-11-26 | 日記
今月はそのまま継続していれば30回めの結婚記念日が巡ってきていた

今から思えば、止めときゃ良かったものを勢いで結婚してしまったのが間違いの元だった

ハネムーンベビーを宿し、専業主婦となった私の日常生活はお金のやりくりにアタマを悩ます事となった

結婚して2カ月ほどで元夫は転職
それも長くどころかものの3ヶ月も経たないうちに、何の相談もなく退職
1ヶ月ぐらい遊んだ後に再就職したが、生活費は4~5万程しか入れてくれない
その中から私の病院代や食費を賄えと…
しかもほとんど毎晩、夜中の1~2時に帰宅しては私を起し食事を作れ…と

私のお腹は大きくなり働けない

その頃から家庭内不協和音の嵐

私は小銭をかき集めて、ドン腹抱えて2㎞ぐらいある安売りのスーパーに徒歩で買い出し
そのスーパーは豆腐一丁が9円など、小銭だけでもそこそこの買物が出来る貧乏世帯にはありがたいお店だった

そんな生活も子どもが生まれたら好転するかと思ったが、状況は更に悪化

8月に生まれた息子を連れ12月には実家へ戻った
大晦日に元夫の実家に息子を連れ舅姑、義姉に窮状を訴えたが埒があかない
そこでひと芝居

息子をここに置いて行きますので、こちらで育ててください!と
(私は息子を手離す気はサラサラなく、姑は高齢で絶対に育てられないだろうという計算のもとでの芝居だった)

さすがに3人とも慌てて、自宅に居た元夫を電話で呼び出し、駆けつけた元夫と家族会議となったが、とにかく子どもは連れて帰りなさいと舅姑からなだめられ、年明けに話し合う事となり、内心シメシメとほくそ笑みながら実家暮しを始めた

ほとぼりが冷めたら戻るだろうと元夫側はタカをくくっていたようだが、既に冷め切った気持ちはどうしようもなく、家庭裁判所へ調停を申し立てた
当然、裁判所から呼び出し状が元夫へ
泡を食った元夫と舅姑、私の実家で家族会議となった

既に伝い歩きを始めていた息子、姑が手を出しても嫌がって抱かせないばかりか、私の母にすがりつく

姑が、離婚したら父親がいなくなる、この子がかわいそうと言う

こんな父親ならいない方がマシ!と私

私の両親は離婚することに賛成とまではいかないが、ほぼ納得はしてくれ、大晦日の件も父の入知恵であった

物別れに終った元夫との話し合いは調停の場で離婚へと一直線
親権養育権はもちろん私が取った
そのことに一切、元夫は異議を唱えなかった
一度も息子を入浴させたことがない人だったから愛情がなかったんだろう

数回の調停の末、息子が9ヶ月の時離婚成立

問題は養育費だった
月に2万、20歳の誕生月までの約束は速攻反故にされた
全く支払い無し
今度は地裁に提訴
一年分のみ振り込まれたが、その後は全く無し
再度地裁に提訴
今度は給与差し押さえとなったが、物凄い勢いで脅しをかけられた
情けない野郎だな…
そう思い、金の切れ目が縁の切れ目、息子には2度と会わせることなく現在に至る

親のエゴで息子に申し訳ないことをしたと思うが、息子は父親の顔は全く知らず(写真も全て破り棄てたが、母が一枚だけ結婚写真を残していたのを見ただけである)然し乍ら、幸いにして横道に逸れることなく真っ直ぐに育ってくれた

それもこれも再就職をした私の代わりに息子の子育て(孫育て)をしてくれた母のおかげだと感謝している






コメント
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