新田原基地航空祭から戻った日
その日は月曜の14時過ぎ
銀行が開いてる時間に福岡に戻れた!!ということで、老母に頼んでいたが全くヤル気が見られない案件を果しに行けるぞ!
と意気込んで自宅まであと信号2つ…という場所で、見覚えのある帽子にリュックをからった老女
あれはまさしくわが老母
窓を開けおかあさ〜ん!と叫ぶも聞こえなかったらしく、スタスタ歩いて行く
信号が青になるとともに、老母の前にクルマを止め、またしてもおかあさん
あら?
アンタ、えらく早いやないね
銀行、行くよ!
早よ、乗り〜よ
キャッシュカード持っと〜やろ?
この前、渡しとったヤツ
ん?
知らんよ
アンタ、そんなの渡しとったかね?
いいけん、バッグの中を探してん
いや、無いよ?
なん?!
ちゃんと銀行で手続きして!って渡しとったやん
居間のコタツの上にずっと置きっ放しやったろ〜が
あれからどこにやった?!
知らん
覚えとらん
あ〜もう
一回、ウチに戻るよ
…で、自宅に戻り老母に捜させるが見つからない
また再発行して貰えばいいやん
あのね〜
再発行には手数料がかかるっちゃけど
それに保険証と病院の診察券は持っとっちゃろ??
保険証を出させて調べるが、なぜか期限切れの医療証や、保険証はあるものの、現在の保険証がない
出たとこ勝負か…
とにかく行くよ!!!
なぜ老母の本人確認とキャッシュカードなのか…
それは、老母のお金の管理が怪しくなってきた為に、老母の年金受給用の通帳の家族カードを作って水光熱費の引き落とし用の通帳に入れる作業を私がやっているのだが、何気に私が暗証番号を自分のカードの暗証番号を3回入力してロックをかけてしまい、ロックを解除する為に通帳の名義人であり老母と老母の本人確認が必要だったのである
悪いのはカードをロックさせた私なのだが、ちゃんと紙に書いて口頭でも何度も説明して早く銀行に行ってねと頼んだのが10月
以来、ずっとコタツの置物と化していたキャッシュカード、いったい何処へ???
結局、全ての処理は私任せ
しかも15時になり、銀行のシャッターが降り始めると慌てて銀行を出ようとする老母
行員と話をしながら横目で老母の様子を見ていた私、慌てて叫ぶ
おかあさん
まだ用事は終わっとらんよ
その声を聞いたロビーウーマンが老母を制する…
嗚呼
なんてこった
すったもんだした挙句、なんとかキャッシュカードの再発行とパスワードの変更手続きは終えられた
老母は日一日と自分がやるべき手続きや仕組みがわからなくなっているようだ…
なまじ、私が居るから自分が主だってやらなくていいと考えているのかもしれないが、それじゃ困る
ボケられては困る、非常に困る
ひとりで介護なんか出来んゎ
老母はまだ料理はするが、レパートリーが少なくなったし、焦がす事も増えてきた(諸事情でガスコンロをやめて、IHにしといて良かった)
昔話は覚えているが、現在進行形の話は忘れる
こうして、また幼児に戻って行くのだろうか…
しっかし…
困るぞ〜〜〜!!!
その日は月曜の14時過ぎ
銀行が開いてる時間に福岡に戻れた!!ということで、老母に頼んでいたが全くヤル気が見られない案件を果しに行けるぞ!
と意気込んで自宅まであと信号2つ…という場所で、見覚えのある帽子にリュックをからった老女
あれはまさしくわが老母
窓を開けおかあさ〜ん!と叫ぶも聞こえなかったらしく、スタスタ歩いて行く
信号が青になるとともに、老母の前にクルマを止め、またしてもおかあさん
あら?
アンタ、えらく早いやないね
銀行、行くよ!
早よ、乗り〜よ
キャッシュカード持っと〜やろ?
この前、渡しとったヤツ
ん?
知らんよ
アンタ、そんなの渡しとったかね?
いいけん、バッグの中を探してん
いや、無いよ?
なん?!
ちゃんと銀行で手続きして!って渡しとったやん
居間のコタツの上にずっと置きっ放しやったろ〜が
あれからどこにやった?!
知らん
覚えとらん
あ〜もう
一回、ウチに戻るよ
…で、自宅に戻り老母に捜させるが見つからない
また再発行して貰えばいいやん
あのね〜
再発行には手数料がかかるっちゃけど
それに保険証と病院の診察券は持っとっちゃろ??
保険証を出させて調べるが、なぜか期限切れの医療証や、保険証はあるものの、現在の保険証がない
出たとこ勝負か…
とにかく行くよ!!!
なぜ老母の本人確認とキャッシュカードなのか…
それは、老母のお金の管理が怪しくなってきた為に、老母の年金受給用の通帳の家族カードを作って水光熱費の引き落とし用の通帳に入れる作業を私がやっているのだが、何気に私が暗証番号を自分のカードの暗証番号を3回入力してロックをかけてしまい、ロックを解除する為に通帳の名義人であり老母と老母の本人確認が必要だったのである
悪いのはカードをロックさせた私なのだが、ちゃんと紙に書いて口頭でも何度も説明して早く銀行に行ってねと頼んだのが10月
以来、ずっとコタツの置物と化していたキャッシュカード、いったい何処へ???
結局、全ての処理は私任せ
しかも15時になり、銀行のシャッターが降り始めると慌てて銀行を出ようとする老母
行員と話をしながら横目で老母の様子を見ていた私、慌てて叫ぶ
おかあさん
まだ用事は終わっとらんよ
その声を聞いたロビーウーマンが老母を制する…
嗚呼
なんてこった
すったもんだした挙句、なんとかキャッシュカードの再発行とパスワードの変更手続きは終えられた
老母は日一日と自分がやるべき手続きや仕組みがわからなくなっているようだ…
なまじ、私が居るから自分が主だってやらなくていいと考えているのかもしれないが、それじゃ困る
ボケられては困る、非常に困る
ひとりで介護なんか出来んゎ
老母はまだ料理はするが、レパートリーが少なくなったし、焦がす事も増えてきた(諸事情でガスコンロをやめて、IHにしといて良かった)
昔話は覚えているが、現在進行形の話は忘れる
こうして、また幼児に戻って行くのだろうか…
しっかし…
困るぞ〜〜〜!!!