ダンとアンヌが結婚していた！

ああ、びっくりした！

「ウルトラセブン」のモロボシ・ダンこと森次 晃嗣さんがアンヌ隊員ことひし美ゆり子さんと結婚していたらしい。

・・というニュースを耳にしました。

え？？

まさか？！

本当かい？

確か二人とも（森次さんもひし美さんも）それぞれ別の方と結婚されてたのでは？


・・・と思ったら。


なぁ～～んだ。

ウルトラマンシリーズの映画の次回作「大決戦！超ウルトラ8兄弟」の中での話なんですね～。

そりゃ、私はアンヌ隊員のファンだったさ。
でも、結婚相手がダンなら仕方ないやね。
かたや宇宙人、かたや地球人だけど。
国際結婚を通りこして、宇宙結婚、異星結婚・・ってことになるもんね。
どんな子が生まれるんだろう。

・・とまあ、フィクションの中で遊ぶのは、なにやらちょいと楽しかったりするのです。

ともあれ、二人の結婚は、作品の中での話であり設定であるらしいので、少しガッカリすると共に、妙な安堵感（？）もあり。

本当にダンこと森次さんとアンヌことひし美さんがプライベートで結婚してたら、そりゃもうビックリ仰天もいいとこ。
でも、ファンとしては何やら楽しくもあるんですけどネ。
もっとも、あのストーリーや設定にこだわる熱心なセブンファンの中には「そんな・・・」なんて思う人もいるかもしれませんけど。

ともかく、モロボシ・ダンがアンヌと結婚していた・・という事実が判明。
ただし、それはウルトラマン映画の次回作の物語の中での設定です。

このニュースを初めて聞いた時、ピュアな私は（？）不覚にも、一瞬信じてしまいました（笑）。
「そんな、バカな！？」とも思いましたけど。

・・・で、妙に嬉しくもあったってのは、やはり私がウルトラセブン・リアルタイム世代なのだからでしょうか。
リアルタイムで見て熱中してた作品などというものは、何十年もたって、再びその作品のニュースを耳にした時は、リアルタイムで見ていた時の感覚が蘇ってしまうんですね～。

で、このニュースを知った時、セブンのあの伝説の最終回が頭の中に流れました。

ダンとアンヌ。
異星人男性と地球人女性の、淡い恋。そして悲しい結末。

私・・見てて号泣しましたもん。涙が止まらなかった。

「西の空にあけの明星が輝く頃、１つの光が宇宙へ飛んでいく。それが僕なんだよ」

ダンがアンヌに言った「ダンとしての最後の言葉」。特撮史上に輝く、感動の名セリフ。
全国のウルトラファンを泣かせた、このセリフ。
何十年たっても、忘れられない。


涙ナミダの、ウルトラセブン最終回。
少年だんぞうは、以下のようなことを熱く思いながら観ていた。
　　　↓


変身するな、ダン！・・いや、セブン！
お願いだから、変身しないでくれ。もう十分、君は地球のために戦ってくれたじゃないか。
深い傷を負った君は、今セブンに変身して怪獣（バンドン）と戦ってしまったら、君の命は・・。
君は死んでしまうかもしれないんだぞ！
これまで君が地球を守ってくれたことだけで、言葉では言い表せないくらい感謝してる。もう、このへんでいいよ。
今の君に変身して怪獣と戦うことを望む地球人がいたら、僕はそいつをぶっとばしてやる。

ダン。セブン。今まで、本当にありがとう。ありがとう。ありがとう。　何回でも言うさ。

もし君を死なせてしまったら、我々地球人は、君にどう謝ればいいんだ？申し訳なさすぎるよ。
我々地球人は、そこまで薄情じゃない、いや、そんな地球人には、なりたくないんだ。
あとは地球人が・・自分らのことは自分らで何とかするさ。信じてくれ。見ててくれ、地球人を。心配しないで。
地球人はこれまで君に甘えすぎていたのかもしれない。

君はもう故郷に帰って、たっぷり休んでくれ。頼むよ。
僕たちのことを・・地球のことを愛してくれてるのなら、アンヌのことを愛しているのなら、今は故郷に帰ってたっぷり休んで元気になってくれ。
怪獣を倒すことではなく、君が生き延びて元気になること。
それが今、君が僕たちにたいして出来る最上のことなんだよ。分かっておくれ。

お願いだ、セブン。・・いや、ダン。
変身しないでくれ。
変身しないで・・・・。


・・こんな熱いことを考えながら、泣きじゃくりながら見てた、ウルトラセブンの最終回。今でも忘れられないのであります。
いやあ、入れこんでました。

その後、お二人がどうなったかというと・・・そうですか、結婚してたんですね。
まさに、心の中に「♪ウルトラビームでストライク！」。