学研の科学と学習。
この2種類の月刊誌に、特別な思いを持つ方は多いのでないだろうか。
残念ながら「科学」も「学習」も休刊になってしまった・・というのは、ご存知の通り。
それを嘆くファンは多い。
科学や学習に思い入れを持つ方の多くは、科学と学習に毎号ついていた「教材」という名の付録に思い入れがあるのではないだろうか。
そんなファンのために、こんな本が出ている。
科学と学習の教材を紹介した一冊である。
本の正式なタイトルは「永久保存版ふろく百科 もう一度見たい 科学と学習」。
発刊時から休刊になるまでの長い年月の間に発行された科学と学習の付録を、年代別に紹介した本である。
見覚えのある付録、知らない付録、ともかく科学と学習についていた多数の教材がてんこ盛りで紹介されている。
とはいえ、全部紹介されてる・・ってわけでもないようだ。
それでも、めぼしい教材はちゃんと紹介されており、ファンにとっては涙モノ。
「あ、これ覚えてる! 家で試したよ」とか
「へえ、こういう教材もあったのか。ほしかったなあ」とか、ともかく見てて楽しい本だ。
おまけに。
この本そのものにも、教材がついている。
それは・・・かつて一世を風靡した(らしい)教材「人体骨格模型」の復刻版。
もっとも、復刻版とはいっても、実際にリアルタイムでつけられたものを縮小したサイズだ。
てっきり、実際の教材サイズと同じものがついているものとばかり思ってた私としては、ミニサイズってのは少し拍子抜けだった(笑)。
思ったより小さいので、作るのに苦労したし、完成した模型は、あまり安定がいいとはいえなかった(笑)。
でも、それはともかく、本誌のほうは、たまらない。
特に、昔自分が実際に使った教材が、写真つきで掲載されているのを見ると、当時のことを思い出してしまう。
昔、学研の科学と学習の教材で勉強した(遊んだ)ことのある人。
この本の中に、きっと貴方がかつて遊んだ教材のいくつかを、きっと見つけることができるだろう。
中には忘れていたものもあるかもしれない。
思い出せないものもあるかもしれない。
年代的に知らないものもあるだろう。
その一方で、何十年ぶりかで再会する教材もあることだろう。
何十年ぶりかで再会する教材・・・それが写真だけのものでしかなくても、その写真は貴方に教材プラスアルファのものを思い出させてくれるだろう。
個人的には・・・学研の科学と学習の教材で忘れられないものはいくつもあるのだが、その中の一つに「自分でパンを作る」教材というものがあった。
この本には、残念ながら私が使ったのと同じものは載ってなかった(泣)。
自分でパンを作る教材・・・やったなあ。
何時間もかかって。
台所に立ちっぱなしで。
当時、私がその教材を使って何時頃からパンを作り始めたのかは忘れたが、完成したのは夜だったのだけは覚えている。
何時間もかかった割には、食べる時は一瞬だった。
あっという間に、そのパンを食べ終わってしまった。
この時、食べ物というものは、それを作るためにはいくつもの手間がかかっているし、それが出来上がる前には長い時間がかかっている・・ということを実感したものだった。
だから、食べ物というものは大事に食べなきゃいけない・・そんなことを学んだ気がする。
そう「食べ物のありがたみ」ということを。
もっとも、そう学びながらも、また日がたつにつれ、元の自分に戻っていってしまったのは、私のいけないところなのだけど(笑)。
でも、「食べ物ができるまでには、長い時間がかかっている」ということを、初めて実感したのは、あの教材を利用した時だったのは確かなので、そういう意味では私にとっては、大きな教材だったといえる。
できれば、この本に、その教材も掲載されていたら、もっと嬉しかっただろうなあ。
ともあれ、この本。
「永久保存版ふろく百科 もう一度見たい 科学と学習」。
学研の科学と学習のファンだった方に、お勧め。
この2種類の月刊誌に、特別な思いを持つ方は多いのでないだろうか。
残念ながら「科学」も「学習」も休刊になってしまった・・というのは、ご存知の通り。
それを嘆くファンは多い。
科学や学習に思い入れを持つ方の多くは、科学と学習に毎号ついていた「教材」という名の付録に思い入れがあるのではないだろうか。
そんなファンのために、こんな本が出ている。
科学と学習の教材を紹介した一冊である。
本の正式なタイトルは「永久保存版ふろく百科 もう一度見たい 科学と学習」。
発刊時から休刊になるまでの長い年月の間に発行された科学と学習の付録を、年代別に紹介した本である。
見覚えのある付録、知らない付録、ともかく科学と学習についていた多数の教材がてんこ盛りで紹介されている。
とはいえ、全部紹介されてる・・ってわけでもないようだ。
それでも、めぼしい教材はちゃんと紹介されており、ファンにとっては涙モノ。
「あ、これ覚えてる! 家で試したよ」とか
「へえ、こういう教材もあったのか。ほしかったなあ」とか、ともかく見てて楽しい本だ。
おまけに。
この本そのものにも、教材がついている。
それは・・・かつて一世を風靡した(らしい)教材「人体骨格模型」の復刻版。
もっとも、復刻版とはいっても、実際にリアルタイムでつけられたものを縮小したサイズだ。
てっきり、実際の教材サイズと同じものがついているものとばかり思ってた私としては、ミニサイズってのは少し拍子抜けだった(笑)。
思ったより小さいので、作るのに苦労したし、完成した模型は、あまり安定がいいとはいえなかった(笑)。
でも、それはともかく、本誌のほうは、たまらない。
特に、昔自分が実際に使った教材が、写真つきで掲載されているのを見ると、当時のことを思い出してしまう。
昔、学研の科学と学習の教材で勉強した(遊んだ)ことのある人。
この本の中に、きっと貴方がかつて遊んだ教材のいくつかを、きっと見つけることができるだろう。
中には忘れていたものもあるかもしれない。
思い出せないものもあるかもしれない。
年代的に知らないものもあるだろう。
その一方で、何十年ぶりかで再会する教材もあることだろう。
何十年ぶりかで再会する教材・・・それが写真だけのものでしかなくても、その写真は貴方に教材プラスアルファのものを思い出させてくれるだろう。
個人的には・・・学研の科学と学習の教材で忘れられないものはいくつもあるのだが、その中の一つに「自分でパンを作る」教材というものがあった。
この本には、残念ながら私が使ったのと同じものは載ってなかった(泣)。
自分でパンを作る教材・・・やったなあ。
何時間もかかって。
台所に立ちっぱなしで。
当時、私がその教材を使って何時頃からパンを作り始めたのかは忘れたが、完成したのは夜だったのだけは覚えている。
何時間もかかった割には、食べる時は一瞬だった。
あっという間に、そのパンを食べ終わってしまった。
この時、食べ物というものは、それを作るためにはいくつもの手間がかかっているし、それが出来上がる前には長い時間がかかっている・・ということを実感したものだった。
だから、食べ物というものは大事に食べなきゃいけない・・そんなことを学んだ気がする。
そう「食べ物のありがたみ」ということを。
もっとも、そう学びながらも、また日がたつにつれ、元の自分に戻っていってしまったのは、私のいけないところなのだけど(笑)。
でも、「食べ物ができるまでには、長い時間がかかっている」ということを、初めて実感したのは、あの教材を利用した時だったのは確かなので、そういう意味では私にとっては、大きな教材だったといえる。
できれば、この本に、その教材も掲載されていたら、もっと嬉しかっただろうなあ。
ともあれ、この本。
「永久保存版ふろく百科 もう一度見たい 科学と学習」。
学研の科学と学習のファンだった方に、お勧め。