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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

カラオケで何を歌うか

2008年08月26日 | 音楽全般

私は、歌うためにカラオケにいくと、選曲にけっこう苦労するんだよね~。
カラオケって、どんな選曲をするか。どんな曲を選ぶかで、その人の意外な趣味や色んな面ががでたりすることがある。
そのへんは、けっこう面白い。


年齢を重ねると、人間はとかく「自己肯定」をしたくなる場合がある。
それはカラオケの選曲でも現れることがある。例えば「マイ・ウェイ」。
年をとると、そういう歌を歌いたくなるものなのだろうか。カラオケスナックなどでは、そういう類いの歌を、絶叫してやたら熱唱するオヤジがいるが、どうも私はそういうのを見てると、痛い。


そういえばどこかで、カラオケでどんな選曲をするかで、その人の傾向を分析したり判断したりする占いみたいなものがあるのを見かけたことがある。
「マイウェィ」を怒鳴って歌うオヤジは、そういう占いでは、どういう判定をされるのだろう。


カラオケ屋で歌いたい曲を見つけるのに本当に苦労する私としては、最近カラオケには、少なくても本来の目的では行ってないことが多い。行く時は、ユニットの臨時練習の時だ。
だから、最近はカラオケボックスで部屋に入っても、カラオケは1曲も歌わないで出るケースが多い。

私は、カラオケそのものが嫌い・・というわけではない。
それなりに楽しいし、コミュニケーションにもいいしね。
ただ、カラオケで自己肯定の曲を絶叫で歌いあげる人を見たり聴いたりするのは、けっこう苦手・・ってだけだ。
なぜか、自己肯定の曲ってのは、たいがい壮大なバラードである場合が多いようなイメージがある。
そういう曲って、自己陶酔しやすいのかな~。


その良い例が、前述の「マイウェイ」だが、それに通じるような曲調の曲を聴くと、つい「マイウェイ」を連想してしまうことがある。
かといって、そういう曲が嫌いというわけでは、決してない。
ただ、カラオケで、そういう系統の曲の歌われ方の例に、苦手な要素がある・・ということ。

歌詞の内容は、「マイウェイ」とは性格が違っても、どうもその曲調や、歌う人種(?)に同じような匂いを感じてしまうことがあると、どうも引いてしまうことがある。「マイウェイ」は、ああいう歌詞を、高らかに歌い上げる感じだから、やたら強調されるんだよねえ(笑)。

で、そういう歌を自己陶酔して絶叫するように歌いあげる人を見ると、そこに強烈な自己肯定を感じてしまうことがある。
へたしたら、見てて悲しくなることすらあるから、我ながら困ったもんだ。

とかく「自己肯定」のスタンスが強いと「自慢」になりやすいからね・・。
そう、この「自慢になりやすい」という点がポイントなのだ。そこに「痛さ」の本質があるように思う。
普段自慢ばかりしてるような人が、カラオケで「マイウェイ」を絶叫しながら歌う光景を・・・想像してみてほしい。

・・・・。


ちょっとくらいの自慢なら全然かまわないし、私自身もすることはあると思う。
他愛のない自慢なら、むしろ好きだったりもする。しょ~もないことを自慢するような人は、けっこう好きだったりもする。
でも、よくマスコミに登場するような、「偉そうで、なにかと自慢っぽい言動がやたら多い人」は、・・苦手。


それが仕事に直結するなら、利害関係の「利」の部分にかかわることだから、付き合わざるを得ない場合はあるだろうが、それとて「好んで」ではなく「しかたがなく」である。
利害関係から離れた「友」という次元には・・・いきにくい。



人間、そうした自己肯定による自慢の固まりみたいな人もいれば、気が弱くてお人好しと言われる人もいる。
お人よしでいることに正義感を持つ人がいるかもしれないが、あいにく「お人よし」でいることは利用されて損をするだけの目にあいやすい。
私は自分が「お人よし」であるとは思っていないが、利用されて損な役回りになったことは何度もある。
私でさえそうなのだから、本当に「お人よし」の人は、そんな目にあったことはさぞ多いことだろうね。



まあ、話を「カラオケでの選曲」ネタに戻そう。
こうして、ちょっと書いただけでも人間にはいろんなタイプの人がいる。
趣味もそれぞれ。送ってきた人生もそれぞれ。時代もそれぞれなら、流行った歌もそれぞれ。
だから、カラオケでどんな選曲をするかによっては、その人の心境やスタンスが出てしまうこともあるような気はしている。
その選曲には、意外な趣味が出て、楽しいこともある。


ちなみに・・・私、最近、カラオケで歌は歌ってないのだが(時代屋ユニットの練習は別)、今行って歌うとしたらどんな歌を歌うかなあ・・。


昔・・自分が音楽をやってることを会社の人が知ってた、私が若かった時代は、
「だんぞう君は、年とってカラオケに行くと、どんな歌を歌うのかな。たぶん洋楽とか山下達郎あたりなのだろうね」
と言われていた(当時私は、達郎の話をよくしていた)。


だが・・実際には、達郎は大好きだけどキーが高過ぎて歌えない。
洋楽は確かに大好きな曲が多いのだが、ぶっつけ本番で歌うには難しい場合が多い。
70年代フォークを歌いたいこともあるんだけど、本当に歌いたい曲はリストの中にない場合が多い。

かといって、リストに載ってる歌だと、他の誰かとかぶる可能性もある。
また、安易に昭和歌謡曲を選ぶと、映像がアダルトな場合がある。例えば、奥村チヨの歌がそうだった。
その時は、女性3人と男性私1人だったのだが、奥村チヨの歌を入れたらSM映像だったので、ヒジョ~~~に気まずかったなあ(笑)、もう。 歌いながらも、早く終ってくれ・・って心境だった。


案外アニメソングなんかは盛り上がるのだが、映像がオリジナルじゃないと、イマイチ入り込めないんだよね~。
どう考えても「手抜き映像」って曲があるもんねえ。

昔、セックスピストルズが「マイウェイ」をパンクでパロディ化して歌ってたが、そういう歌い方なら逆にマイウェイはオモロイから不思議だね~。「マイウェイをぶちこわす」そんな感じだったし。


ともあれ、カラオケに行って既成の曲を歌うとなると、私は選曲にヒジョ~~~~~~に苦労しそうなのは確かだ・・。
選曲に苦労しない人がウラヤマスイ・・。


「やんばる船」←アルバムの中の1曲なんて、ムリ?
「たえちゃん」←長いかなあ・・。名曲なんだけど。
「あの太陽、もっと幸あれ」←これって、感動的な曲なのにね~。
「むらさきの山」←絶対にないだろう。でも、それは好都合(笑)。
「値上げ」←「自転車に乗って」ならあるんだけどね・・。
「青春の別れ道」←どうして無いんだろう・・。
「青春の終わり」←カルトかなあ・・。
「男なら気にしない」←モリケンのシングルのB面曲なんか、難しいか・・。
「青春の旅」←「青い三角定規」の曲とは別の曲です。

その他&その他・・・。


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