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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ソノシート紹介シリーズ4「怪奇大作戦」

2008年08月27日 | 漫画・アニメ、そして特撮
某・居酒屋マスターのお宝ソノシート紹介シリーズ、その4。
今回は「怪奇大作戦」だ。
これは、アニメではなく、実写・特撮ドラマだった。

特撮ファンの間では、非常に評価の高い作品で、カルト的な人気は今でも根強い。
伝説の特撮ドラマ・・みたいな扱われ方をしてるのを見たことがある。

怪奇大作戦は、1968年の秋から1969年の春までTBSで放送された、制作された本数は26本。
制作会社は、あの円谷プロダクション。

それまでウルトラマンやウルトラセブンで、巨大ヒーローものの特撮ドラマを作って大ブレイクしていた円谷プロが、ウルトラQのような「人間が主人公」の特撮ドラマに回帰したような意気込みの作品だった。
実際には「怪奇大作戦」の前には「マイティジャック」という「人間が主人公」の作品もあったのだが、マイティジャックはイマイチふるわなかったので、それを挽回しようという意気込みも感じた。

その意気込みは、この番組を見ながら私にも伝わってきた。なにより、特撮シーンがすごかったという印象がある。
どうやって撮影してるんだろう・・そんな思いでドラマを見てた覚えがある。

だが・・・すごいと感じたこの作品なのであるが、なぜか私にとってはマンやセブンほどの記憶がない。
マンやセブンなら、各エピソードに出て来た敵などの姿も思い出せるし、ストーリーもおぼろげに頭に残ってたりする。
印象的なシーンはいくつも思い出せる。
だが、怪奇大作戦は・・・なぜあまり思い出せないのだろう。面白いと感じた筈だったのに。

もしかしたら、・・・マンやセブンに慣れてしまった少年だんぞうにとっては、巨大ヒーローが出て来て派手な必殺技で敵を倒すシーンが「怪奇代作戦」にないのは物足りなく感じたのだろうか。
ハデな怪獣(宇宙人)を、敵と遜色のない体や能力を身につけた巨大ヒーローがハデな必殺技で倒すというパターンに、あまりに馴染み過ぎていたのかもしれない。

いや、でも、「怪奇大作戦」の特撮シーンも十分魅力的に感じただったはずなのだが・・。

どうも、自分の中で「怪奇大作戦の記憶が薄い」理由が分からない・・。謎である。
主題歌は今も覚えているし、歌うこともできる。ってことは、やはり、ずっと観てたはずなのだ。

そういや、この番組って、再放送はされたのだろうか。
マンやセブンは何度も再放送された覚えがあるし、よく観ていた。
だが、怪奇大作戦の再放送って・・・観た覚えがない。
私に怪奇大作戦の記憶が不足してるのは、そのせいもあるかもしれない。
だとしたら、なぜあまり再放送されなかったのだろう。今考えると、もったいない気がする。

思うに・・個人的には、この番組があと数年後に放送されていたら、よかったのに。
というのは、セブンが終了して数年後に「帰ってきたウルトラマン」が始まったのだが、この「新マン」は最初は観てたのだが、シリーズが中間あたりまで行った段階で私は観なくなっていった。
また、以前このブログでも書いたのだが、仮面ライダーにも私はイマイチ入れなかった。
きっと、「新マン」にしろ「ライダー」にしろ、もっと前に放送されていたら熱中したのだろう。
だが、これらに熱中するには、私は数年遅かった。
そんな年代の時に「怪奇大作戦」が放送されていたら、もっとよく覚えていたのではないか・・と思えてならない。
怪奇大作戦は、子供よりも、むしろ青年向けの番組だった・・と考えると、合点がいく。

だから・・この「怪奇大作戦」を、再度特番枠などでリメークして、それをシリーズ化して地上派放送で放映してもらいたい気がしている。
たとえば「世にも奇妙な物語」などのような形で。

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