時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

曲のテンポというもの

2014年04月11日 | 音楽活動

ギターの練習をしてる時。

テンポが速めの曲を練習した後にスローな曲を練習すると、いくぶんテンポがいつもより速めになったりすることがある。

その前にやった曲がリズミカルな曲であればあるほど、しかもその曲をノリノリで演奏すると、その次にやるスローな曲のテンポは少し速めになることが・・ある。特にライブの時など。

それは、テンポの速い曲のノリが、体に残っているからだろう。

そう考えると、例えばライブなどで、パーカッションなどのリズムパートがないユニットにとっては、曲順というのは大事になってくる。

しっかりとスローなテンポでやりたい曲などは、あまりノリノリの速いテンポの曲の直後にやるのは避けておいたほうがいいのかもしれない。

 テンポが違うだけでも、弾き方も曲のムードもけっこう変わってくる。

テンポが速くなると、本来ゆったりと弾いてたフレーズ類が、せわしなくなってきたりする。

すると、演奏していながら「どうも違う」などと思ったりする。

かといって、曲を演奏してる本番中に、その曲を急激にテンポを落とすわけにもいかないし。

 ましてや、ライブだと、通常よりも気分がハイテンションになってたりするし、練習の時よりもテンポが速くなることが多いし、そんなライブでノリノリの曲をやった後だと、なおさらだ。

プロのコンサートでも、アルバムバージョンよりもライブ盤のバージョンのほうがテンポが速かったりするケースは見かける。

まあ、プロの場合、あえてそうしているケースもあるのかもしれないが、コンサートの流れで自然にテンポアップしているケースも・・・きっとあると思う。

 

家でメトロノームなどで練習してると、ある曲のテンポは目安として決めておいても、その曲を練習する時に、その日・その時の気分でその「定番」のテンポが速く感じたりすることもあれば、遅く感じたりすることもある。

曲を演奏する時、「その時の自分の気分」の違いによって、心地よいテンポにズレがある・・・それは感じる。

音楽表現というものが、感情の表現の1手段なのだとしたら、音楽をやる時の「気分」というのは、やはり大きい。

 


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