時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

とてもじゃないが、今ではできない遊び

2009年06月18日 | 懐かしい系、あれこれ

子供の頃には日常的によくやっていた遊びでも、今ではとてもやれない遊びってのが、いくつかある。

……なぬ?「お医者さんごっこ」?
わはは、幸か不幸か、そういうのには私は縁がなかった(笑)。
第一、仮にそういう遊びがやれる環境にあった人でも、日常的によくやってた人ってのは・・・・「あんまり」居ないのではないだろうか?


ここで私があげたいのは、「お医者さんごっこ」ではない。

例えば「大きくこいだブランコからの飛び降り」であり、「塀からの飛び降り」などである。

学校の校庭や公園では、ブランコはつきものだった。設置されていない学校や公園の方が少なかったような気もする。

1人用のブランコが2つ並んで設置されていて、しかもどちらも空いている。
そんな時に、友達と2人でいると、それぞれ1人用のブランコに乗り、どちらがより高くまでこぎ上がれるかを競ったりしなかっただろうか?

で、こぎ上がるだけではなく、こいでるブランコから飛び降り、どちらがより遠くの地面に着地したかを競ったりしなかっただろうか?

私は・・よくやったような気がする。

よ~く思い出してみると、1人で遊んでる時は、どのくらいの高さまでこぎ上がれたかで遊び、友達と2人で居る時は、飛び降り競争をやることが多かったかもしれない。


しかし・・この遊びって・・・今考えると・・大人の発想で考えると、危険極まりないよね。
一歩間違えたら、大けがするもの。
子供の時は、大けがする怖さよりも、スリルや競争心の方が勝っていたけど・・。

高くこぎ上がる時って、ブランコに乗ってぶらさげている足を、ブランコが高くあがるにつれて、足を天に向け、その結果頭が地面側になる。
もしこの状態で頭を地面にぶつけてしまったら・・とか、高くブランコが上がり過ぎて、途中でブランコの鎖がねじれてしまったら・・とか、そういうことを考えると空恐ろしい。

また、ブランコからの飛び降り競争でも、飛び降りる瞬間のタイミングがずれてしまったり、手・もしくは着てる服の一部がブランコの鎖などにからまってしまったら、思いも寄らぬ体勢で地面に落ちてしまうことだって・・ありうるような気がする。
これまた、そういうケースを想定すると・・空恐ろしい。


塀から飛び降りる遊びに関しては、大人と子供ではまず体重が違う。
大人が飛び降りるのと、子供が飛び降りるのでは、地面に着地した際の衝撃度が違う。子供の体重なら平気だったとしても、大人がそれをやると足を骨折したりしてしまうだろう。

私は子供の頃、よくあちこちで飛び降りて遊んだ。
滑り台の上(すべらずに、手すりから地面に飛び降りた)から飛び降りてみたり、大きな家を囲う塀の上を忍者のようにスタスタ走り、適当なところで飛び降りたり。

塀の上は、たいがい狭かった。でも、狭さは全く気にならなかった。怖くもなかった。
それこそ、地上を走るかのように、塀の上を走っていた。
また、塀の上から、別の塀の上に飛び移るのもまったく平気だった。
一緒に遊んでる友達が、怖がって中々飛び移れないのが、不思議でならなかった。

当時、私は、友達からも大人からも「だんぞう君は、身が軽いね」と、よく言われた。
今考えると、どれも空恐ろしいし、今の体重だととてもそんなのは考えられない。


そういう遊びをしてた子供の頃に、そういう遊びをやって大けがでもした経験があれば、きっとそれ以来やらなくなっていたんだろうな~。

幸か不幸か、子供の頃にその遊びをやって、大きな怪我は一度もしたことがなかった。
だから、怖いもの知らずだったのかもしれない。

怖い者知らず・・という表現を自慢げだったり、肯定的に使う場合があるが、実はそれって非常に危険だよね。

危ない遊びをやってる我が子を叱る親の気持ちは、よく分かる。
怪我してからでは遅いもの。


そういう遊びをして、私が大きな怪我をしなかったのは、たまたまだったのかもしれない。
単に、運がよかっただけなのかもしれない。
なんにせよ、それらの遊びで、その後の人生に影響するような大きな事故にいたらなくて、本当によかった・・・と今では思っている。

子供の時、「ブランコをこいで、高くまであがる遊び」や「ブランコからの飛び降り競争」、そして「塀からの飛び降り」で大怪我したことがある人って・・・・いないだろうか。

案外、それ以外の「今考えると空恐ろしい、危険な遊び」をした方も きっといるのではないだろうか。

大怪我して分かる、危険の危険たるゆえん・・・なのだ。

「臆病」という言葉をネガティブに使いたがるケースは多いが、臆病であることの大事さもまた真実なのだと思う。

・・ただ、子供って危ない遊びをやりたがる傾向はあるよね~。
それはそこに「スリル」や「好奇心」「刺激」「ヒーローになったつもり」などの魅力を感じるからなんだろうなあ。


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