私のHP「時代屋小歌」で、もしかしたら一番読んでもらえているのは旅行記「幽玄の宿、瀞ホテル」編かもしれない。
というのも、最近、この旅行記を読んでくださった方からメールをいただくことが多いからだ。
ありがたいかぎりである。
試しに今(2007年10月現在)「瀞ホテル」のワードでグーグル検索してみると、いつのまにかトップで検索されるようになっているのに気が付いた。
瀞ホテルのあの風情は、はっきりいって「飛びぬけて」いる。
これは見たことがある人なら、けっこう同意してもらえるのではないだろうか。
実際、私がこれまで行った宿の中で、一番印象深いのが「瀞ホテル」である。
大のお気に入りの宿。
なのだが・・・最近いただくメールには、瀞ホテルは休業中で、非常に残念・・と書かれていることが多い。
残念。
ただでさえ廃屋みたいな外観を持つ宿だったのに、休業中とあっては、今後は本当の廃屋になっていって朽ち果ててしまうのだろうか。
ちょいと調べてみたところ、宿のご主人が亡くなられたそうなのだ。何年か前に。
で、今は再開のメドがたっていないとのこと。
だいぶ前に予約を入れようとしたら、その時も休業中だった。
その数年後にあの宿に電話したら営業中だったので行った。
行った時に、「なぜ、数年前は休業中だったのですか?」と女将に聞いたところ、「宿の主人が体調を崩したからです」と仰っていた。
ちなみにその時のことが私が書いた旅行記「幽玄の宿、瀞ホテル1&2」だ。
ところが、私が泊まった後しばらくしてからご主人が亡くなられ、その後は結局いまだに休業中・・って流れになる。
考えてみれば、私は運がよかったのかもしれない。
いや・・・傲慢な意見を書かせてもらえば、私の気分的には、まるで私があの宿の旅行記を書くために、旅の神様が私のために一時的に便宜を計ってくれたのかもしれない・・とでも思いたくもなる。
あの宿の現物を見た人は誰もがあの宿に泊まってみたくなるだろう。
断言してもいい。
でも、今はもう宿としての営業はなされていない。
あの宿がどんな宿か知りたくても、もう泊まる術は無い。
「ならば、だんぞう。お前があの宿の旅行記を書いて、再開されるまであの宿の記録を世間に残しておきなさい。あの宿が存在したことの証明のために。それがお前の使命だ。だから今回特別にお前をあの宿に行かせてやる。だから、旅行記を書いて、世間に残しておきなさい。」
・・今となっては、旅の神様がそんなつもりで私をあの宿に連れて行ってくれたような気もしてきた・・・。
どうか、あの宿が再開されますように。いつか。
あの宿が、残っていきますように。この先も。未来の旅人のために。
瀞八丁のシンボル、そういいたくなる幽玄の宿。
深淵な自然と、あれほどマッチした宿は、そうそうあるものではない。
断言する。
だから・・いつか復活してほしい。
心から、心から、・・・心から、それを願っています。
もし、このまま朽ち果てていくしかないのなら、誰か、あの宿の良さを分かる人に、引き継いでもらいたい。
ああいう宿、残していこうよ、日本に。
頑張れ、瀞ホテル。
頑張れ、瀞ホテル。
頑張れ、瀞ホテル。
頑張って。
というのも、最近、この旅行記を読んでくださった方からメールをいただくことが多いからだ。
ありがたいかぎりである。
試しに今(2007年10月現在)「瀞ホテル」のワードでグーグル検索してみると、いつのまにかトップで検索されるようになっているのに気が付いた。
瀞ホテルのあの風情は、はっきりいって「飛びぬけて」いる。
これは見たことがある人なら、けっこう同意してもらえるのではないだろうか。
実際、私がこれまで行った宿の中で、一番印象深いのが「瀞ホテル」である。
大のお気に入りの宿。
なのだが・・・最近いただくメールには、瀞ホテルは休業中で、非常に残念・・と書かれていることが多い。
残念。
ただでさえ廃屋みたいな外観を持つ宿だったのに、休業中とあっては、今後は本当の廃屋になっていって朽ち果ててしまうのだろうか。
ちょいと調べてみたところ、宿のご主人が亡くなられたそうなのだ。何年か前に。
で、今は再開のメドがたっていないとのこと。
だいぶ前に予約を入れようとしたら、その時も休業中だった。
その数年後にあの宿に電話したら営業中だったので行った。
行った時に、「なぜ、数年前は休業中だったのですか?」と女将に聞いたところ、「宿の主人が体調を崩したからです」と仰っていた。
ちなみにその時のことが私が書いた旅行記「幽玄の宿、瀞ホテル1&2」だ。
ところが、私が泊まった後しばらくしてからご主人が亡くなられ、その後は結局いまだに休業中・・って流れになる。
考えてみれば、私は運がよかったのかもしれない。
いや・・・傲慢な意見を書かせてもらえば、私の気分的には、まるで私があの宿の旅行記を書くために、旅の神様が私のために一時的に便宜を計ってくれたのかもしれない・・とでも思いたくもなる。
あの宿の現物を見た人は誰もがあの宿に泊まってみたくなるだろう。
断言してもいい。
でも、今はもう宿としての営業はなされていない。
あの宿がどんな宿か知りたくても、もう泊まる術は無い。
「ならば、だんぞう。お前があの宿の旅行記を書いて、再開されるまであの宿の記録を世間に残しておきなさい。あの宿が存在したことの証明のために。それがお前の使命だ。だから今回特別にお前をあの宿に行かせてやる。だから、旅行記を書いて、世間に残しておきなさい。」
・・今となっては、旅の神様がそんなつもりで私をあの宿に連れて行ってくれたような気もしてきた・・・。
どうか、あの宿が再開されますように。いつか。
あの宿が、残っていきますように。この先も。未来の旅人のために。
瀞八丁のシンボル、そういいたくなる幽玄の宿。
深淵な自然と、あれほどマッチした宿は、そうそうあるものではない。
断言する。
だから・・いつか復活してほしい。
心から、心から、・・・心から、それを願っています。
もし、このまま朽ち果てていくしかないのなら、誰か、あの宿の良さを分かる人に、引き継いでもらいたい。
ああいう宿、残していこうよ、日本に。
頑張れ、瀞ホテル。
頑張れ、瀞ホテル。
頑張れ、瀞ホテル。
頑張って。