私は昔は熱心なプロ野球ファンだった。
で、どこのチームのファンだったかというと、巨人ファンだった。
私自身、東京生まれの東京育ちだったせいもあったし、幼い頃に熱中した野球漫画「巨人の星」「黒い秘密兵器」「侍ジャイアンツ」などを始め、主人公が巨人の選手だったことも大きかった。
だが今は?
今でもプロ野球は好きだが、昔ほどではない。
あ、WBCを見るようになってからは、全日本の侍ジャパンのファンにはなった。
それはずるい、どこか今好きな特定のチーム名をあげろ・・と言われるのであれば、今は・・・「まあ、強いてあげれば、昔巨人ファンだったかな・・」というぐらいかな。
昔ほどの関心はなくなっている。
巨人戦のテレビ中継は見なくなったし、ラジオ中継も聞いてない。スポーツ新聞も買わなくなった。試合結果を報じるスポーツニュースでも、どこか冷めて見ているし、へたしたら見なくもなった。
いったいなぜそうなってしまったんだろう。
今の巨人は、なんか・・私にとって、見ててつまらないからだと思う。
まず、華のある選手が少ない。2018年の状況でいえば、巨人のスターと言えるのは野手では坂本選手ぐらいしか思いつかない。投手ではもちろん菅野選手。
まあ、岡本選手は楽しみだが、まだまだこれから。いずれはスターになってくれると思っているけど。
阿部選手はスターだったが、年齢的にもう多くは望めない。
菅野選手は実力派だと思うが、菅野選手以外の投手スターは中々思いつかない。
スター選手がいることで、人の関心をひき、それはファンがそのチームの試合を楽しみに見ることにもつながり、さらにそれは他の選手のプレーも見ることにもつながり、球団の人気もあがっていくのではないか。
ともかく、近年の巨人はドラフト1位戦略がわくわくしない。もっとファンに夢を与える指名をしてほしい。
今それをやっているのはファイターズ。だから、ファイターズファンがうらやましい。
指名して競合してクジが外れて取れないのは仕方ないと思う。
だが、取れなかった時のリカバーが近年は・・・・。
ファンに夢を与える選手を、ぜめて指名はして、取りに行く姿勢は見せてほしい。
2018年のドラフトで言えば、1位で根尾選手を指名して取りにいったのはいい。
外れたのは運の無さだから仕方ないし、納得もする。根尾選手はスターでもあるし、華もあるから、取りにいったのはいい。
問題はその後。このへんが巨人がトホホ・・なのだ、ここ数年。今年は特にそう。
せめて、外れ1位で吉田選手にいってほしかった。指名できる状況にあったのだから、指名はしてほしかった。
そこでスルーはないでしょ・・・・いくらなんでも・・と私は思った。
結局外れ1位で辰巳選手も競合し、取り逃した。
吉田選手にしても、指名したら日本ハムとの競合にはなったが、吉田選手を指名に行って外れたのなら、まだ納得もする。
外れで吉田選手以外の選手を指名して再び外すのと、吉田選手を指名して再び外すのでは、全然違う。
どうせ外すなら、吉田選手を指名して外して、その結果「外れ外れ1位」の選手に行くほうが、まだ納得もする。
吉田選手は早くから「巨人に行きたい」と言っていた。
今時、「巨人に行きたい」なんて言ってくれる選手は、そうはいなくなっている。
昔は「巨人に行きたい」と言ってくれる選手はいっぱいいたが、今はそうでもない。
今は「巨人に行きたい」ではなく、「メジャーに行きたい」と言う選手が増えてきている。
そしてその傾向は今後も続くと思う。
そう、巨人のブランド力は弱まっているのだ。巨人というブランドは、メジャーというブランドに取って代わられている感がある。
そんな中で吉田選手は巨人の名前を出してくれた。
実力や実績のない選手がそう言ったならともかく、吉田選手は甲子園を沸かせたスター。甲子園での実力は周知の通りだが、プロ入りしてからの実力は、まだ未知数。
だが、未知数なのは、他の選手も同じ。
とりあえずは甲子園大会での実力は十分に見せていたし、実績もあげていたのだから、彼の気持ちに応えてあげてほしかった。
華のある選手だし。
今回のドラフトみたいなことやってると、今後現れる有力選手は、誰も巨人の名前など出してくれなくなると思う。
それでもいいのだろうか。というか、そこまで考えは及ばなかったのだろうか。
どうしてもその辺が解せない。
巨人がつまらなくなったのは、華のあるスター選手が激減したからだ。そして、そういう選手を取れなくなったのもあるが、それ以上に、近年あまり取りにもいかなくなったからだ。
例え三振するにしても、見逃し三振するより空振り三振してほしい。
宝くじだって、買う人には可能性があるが、買わない人には絶対に当たらない。
ドラフトが下手だから、その埋め合わせをFAでリカバーしようとして、よそのチームの選手にあれこれ手を出して、その結果他球団ファンから批判もされている。
ほんと、悪循環。
いったい、巨人はドラフトで何をやってるんだろう?
近年ドラフトで負け続けてばかりいるように思える。少なくても1位では。
熱心な巨人ファンだった私が巨人から離れていくようになったのは、そのためだ。
そんなドフラフトやってるから、がっかりするようになったんだよね・・。
2018年の巨人のドラフトは、表1位で根尾選手を、そして外れ1位で辰巳選手を指名したということは、基本的に1位では野手を指名したかったのだろう。
だから、外れ1位でも投手である吉田選手を指名せずに、辰巳選手を指名したのだろう。
辰巳選手も早くから評価は高かったし、元々ドラフトでの上位指名候補であったのは間違いない。
ただ、現状の巨人は、スター不足が目立つ。
そんな状況を考えると、野手獲得も至上命題だったかもしれないが、それと同じくらい、スターの獲得も至上命題だったのではないだろうか。
華のあるスター選手をとると、周りをパーッと明るくすることがある。
巨人での実例をあげておこう。
昔、第1期の長嶋監督が巨人を去り、王選手も引退して、巨人からONの輝きがなくなり、巨人が灯りが消えたように暗く重苦しい雰囲気だった時。
東海大からスター選手・原辰徳選手が入団してきて、巨人の雰囲気がパーッと明るくなった。おかげで、ONが消えた当時の寂しさや暗さが払拭されたように見えたのを私は覚えている。ファンだった私は、それで希望が持て、癒された覚えがある。
そう、現巨人監督の原さんは、アマチュア時代からスターだったから、巨人入団時にチームにそんな恩恵をもたらしたのだ。
そう、スター選手は、そういう効果をもたらすことがある。
近年巨人は、選手の野球賭博問題があったり、スター不足で華やかさがなくなって、昔に比べて、チームの雰囲気がやや暗くも見えていた。
おまけに地上波放送によるテレビ中継が減り、視聴率も低迷。
そんな現状だからこそ、スター選手の獲得は必須だったのではないだろうか。
スター選手獲得で、ファンが見てチームが明るく感じられ、マスコミの取材が増えれば、チームの活性化にも繋がるのではないだろうか。
もしかしたら、巨人は・・・1位を抽選で外した球団の多くは吉田選手に流れると読んでいたのかもしれない。そうなると辰巳選手を外れ1位で獲得しやすいと思ったのかもしれない。
外れ1位で辰巳選手が4球団も競合するとは思わなかったふしも感じる。
だいたい、1位枠を2度も外してしまうと、事実上1位枠は消滅し、1位なしの2位からの指名になるようなもの。
近年そういうパターンを何度も繰り返してきている。
そういうリスクを負うなら、せめてファンに夢を与える指名をしてほしかった。
また、今後のドラフトでも、有力選手が「巨人に行きたい」と言ってくれるようなチームにしていかなきゃならないのでは。
ともかく・・・外れ1位でも吉田選手を指名しなかったことで、今後のドラフト候補になる有力選手で「巨人に行きたい」と言ってくれる選手はまずます減っていくと思う。
そういう意味では、今回のドラフトで・・表1位を外した段階で吉田選手を指名すらしなかったのは、非常にまずかったと思う。
吉田選手が「巨人に行きたい」と言った時、巨人は吉田選手を1位候補である主旨の応対をしていたのだから、いくらドラフト責任者が別の人に代わろうと、吉田選手の気持ちに応えてあげてほしかった。
結果論で言えば、表1位で吉田選手に行っておけば、1本釣りもできたのだから。
なにより、原監督自身がかつてON不在になって暗くなった巨人を、そのスター性で明るくしてみせたのだから、スター選手の必要性を身をもって感じてらっしゃるのではないかと思うのだか、、、。。
とりあえず、吉田選手には、ファイターズでエースになってもらいたい。
そして、かつて巨人の熱心なファンだった一人として、こうも言っておきたい。
「吉田君、今時、好きな球団や行きたい球団として巨人の名前をあげてくれて、どうもありがとう」。
おかげで、短い間だったけど、巨人ファンは、久々にスターが巨人に入ってくるという夢を見ることができたのではないか。
おそらく・・それが多くの巨人ファンの気持ちだと思う。
とまあ、色々書いてきたが、結果的に巨人にドラフト1位で指名された高橋投手だが、巨人にとってはサウスポーの投手も補強ポイントだったのは確かだと思う。
貴重なドラフト1位枠なので、頑張ってほしい。
今となっては、クジ運に恵まれてない巨人が、ドラフトのクジでよく原辰徳選手や松井秀喜選手をとれたなあ、、、なんて思います。
確か原辰徳さんも松井秀喜さんも、4球団が重複してたはず。
今ならパ・リーグに持っていかれた気がします(笑)。
根尾選手がセ・リーグの球団・中日に決まったのは、セ・リーグのためにも良かったと思ってます。
それでも藤原選手や吉田選手はパ・リーグがしっかりとってますから、やはりパ・リーグはドラフトに強いなあと思います。
とりあえず巨人は、育成枠の1位で面白い選手をとった感じ。
ただ、その山下選手、よく育成枠まで残ってたもんだ、、、。
国許では名君の誉れも高く、現在も慕われているという吉良上野介、
塚原卜伝の直弟子で剣豪将軍とも称された足利義輝なんかも面白いかも…
テレビが面白くないのに加え、最近は映画もイマイチな作品の多い事…
第1作が面白かった「イコライザー」のパート2はちょっと肩透かし、
邦画は相変わらず少女漫画の実写化全盛で本当に食指が動きません。
制作費300万円という超低予算で興行収入30億円に迫る勢いの例のゾンビ映画も
なんであんなに評判がいいのか解りません…
そう言えば渡辺謙さんの出てた「GODZZILA」の第2弾の予告編が公開されました。
ドビュッシーの「月の光」をバックにゴジラがモスラがラドンが、キングギドラが!
羽を広げるモスラやシルエットのキングギドラには、ちょっと鳥肌が立ちました。
登場怪獣は、まんま「三大怪獣 地上最大の決戦」ですが、ストーリーは全く別物だそうです。
当初は来年2月公開との事でしたが、なんか5月に公開が伸びたようで…
明智光秀の大河は楽しみです。
現役時代の傷が後年致命的なものとなって車椅子生活になってしまったり、
厄介な病気に取り憑かれてしまったり…
マスクド・サザエさん(笑)凶器は大根かな、冷凍サンマかな?
地方の団体を見ると、
もう笑いをとる事しか考えてないようなキワモノ系マスクマンいっぱいいますよね(笑)
必殺ワザもなんだかな〜っていうの(笑)
下町ロケット…相変わらずキャスティングが面白いですね。
佃製作所の軽部、原作でもいい味出してて誰が演るんだろうと思ってたら、
なんと徳重聡さんでしたね。基本二枚目さんなのですが、
度の強いメガネかけて原作に輪をかけた変人エンジニアを怪演されてます(笑)
ギアゴーストの島津役のイモトさんもいいですね。
8時からのイッテQからは想像できない天才エンジニア役(笑)
あ、あと面白いのは古舘さんと福沢さんという元アナウンサーの出演。
元々お二人とも芝居っ気十分な芸達者なので、これからの展開も楽しみです。
来年の大河は…オリンピックがらみの話でしたよね。
キャスティングで印象に残ったの
はビートたけしさんの古今亭志ん生!とピエール瀧さん。
なんといっても「陸王」でしにせ足袋屋のこはぜ屋に敵対する
大手スポーツシューズメーカーの人間を演じてた瀧さんが今回の大河ではマラソン用の足袋を作るがんこ職人役だそうで、
なんとも面白いキャスティングですね。
次の年は明智光秀が主役の時代劇。さてどんなキャストになるのかな?
あれ?もう発表されてましたっけ?
ホークス、強いですね。
初代タイガーは大好きでした。
近年、今のダイナマイトキッドを取材した番組がありましたが、現在のキッドの状況にはビックリでした。
体が不自由で、施設にいるだなんて、、、。
マスクマンには、アニメや漫画をネタにしたものが多かった時期があり、ウルトラセブンなんかもいましたっけ。
そのうち、マスクド・サザエさんなんかも出てくるんじゃないかと危惧してましたか、さすがにマスクド・サザエさんは出ませんでしたね(笑)。
下町ロケットは、みてますよ。
来年の大河は、珍しく現代ものですが、大河が現代ものだと、どうも調子が狂ってしまいます、、、。
よく「G球団は嫌いだけどNさんは大好き」って人もいらっしゃいますが、
私はどうもあのN氏が好きになれなくて…。
O氏については当地に近い街の球団の監督に就任されてから考えが変わりました。
なんといっても今のSBHの基礎を作り上げてくれた方ですしね。
がんばれ、SBH!あと1勝で完全下克上達成だ〜!
ドラフトってあんまり興味ないんです。
というか、高校野球も大学野球も社会人野球もほぼ観ないもんで、
どの選手がすごいとか知りませんし…。
まあさすがに金足農業の彼については、
一般のニュースのネタにもなったので名前くらいは知ってましたが。
今G球団の選手の名前を言えと言われても多分S投手位しか判りません。
成績がどうのって言うより入団時の経緯で名前を憶えているのですが(笑)
さて来季はH氏が監督に再任されましたが、どうなるのでしょうね。
プロレス…最初に夢中になって観てたのは「国際プロレス」ですね。
グレート草津、雷電ドロップのサンダー杉山、ドリー&テリーのファンク兄弟、人間風車のビル・ロビンソン…
全日や新日は社会人になってたかな〜
初代タイガーマスクとダイナマイト・キッドの試合なんかは夢中になって観てましたね。
その後、なんかいろんなマスクマンが増殖したり、
リング内外の遺恨合戦(?)なんかが増えて観なくなってしまいました。
WWEなんかもちょっと観てましたが、
これはもう真剣勝負というよりもリングを舞台にしたエンターテイメント…
すぐに飽きちゃいました。
秋の新ドラマ…なんか花があまりない、と言うか「これ観たい」ってのがないですね〜
池井戸さんの新作が早速ドラマになったので、かろうじてこれ観てるかな。
個人的に地上波離れがまた進みそうです。
今楽しみにしてるのは海外ドラマの新シーズン。
このドラマ、ものすごくいいところでシーズンをまたぐので
本当にいつも首を長くして新シーズンを待つ事になるのですが、
とにかく大好きな作品なので楽しみに待ってます。
子供の頃のようにドキドキわくわくしながら
テレビのスイッチを入れる日が来る事を願ってやみません。
選手としての実績、監督としkての実績、そして人柄。
ジャンルを超えてリスペクトされてますものね。
野球はアメリカから入ってきたスポーツですが、今では日本では国技に近い存在です。
それこそアマチュアでも盛んですし、プロも。
男の子の将来の夢の職業では、プロ野球選手は上位にきます。
プロレスでは、力道山、馬場、猪木は今でも伝説のプロレスラー。
私が一番熱狂したのは、やはり初代タイガーマスクでした。
このブログで取り上げたこともあります。
ドラマは私は元々それほど見る方ではありません。
でも、たまにすごく魅力的なドラマがあれば、しっかり観たりします。
その典型的な例が「仁」でした。
巨人は、ドラフトは苦手なんでしょうね。
そのツケが出て、今の小粒な選手ぞろいな状況になっている気がします。
問題は、巨人軍のみならず、スポーツ全体、いえ日本人全体に関わることです。
「華がある選手」の巨人軍代表として、長嶋茂雄さん・王貞治さんを挙げます。
御二人とも、野球選手として超大物であることは、もちろんですが、人間としても型に収まらない、収まりきれない人間的魅力があるからこそ、「華がある」「超大物」になったのではないでしょうか?
私も、野球ファンですが、特定の選手やチームではなく、「野球そのもの」が大好きです(観戦のみ)
さらにプロフェッショナルより、アマチュアが遥かに好きです。
学生野球における最も華「早慶戦」から、夏の定番・甲子園高校選手権大会、近所のグラウンドで汗を流している小学生たちによる少年野球まで。
又、私は、格闘技では、プロレスが大好きですが、これも、つくづく「選手たちが小粒になって、本当につまらない」と不平不満を抱いています(故に三沢光晴さんがリング上で「戦死」されて以降は、全く観ていません)。
やはりアントニオ猪木さんやジャイアント馬場さんの全盛期や、平成10年ごろまでは、人間的魅力も充分に持っている選手たちが数多く、試合観戦や数々のエピソードを本当に楽しめたものです。
日本芸能界に於いても問題は同じですね。
高倉健さん・菅原文太さん逝去以降、人間的魅力にも溢れる俳優(女優・歌手も含めて)は、本当に稀少となりました。
最近の映画・ドラマ・歌番組を観ても、特に興味ある内容でなければ、観続けることはありません。
かつては、「菅原文太さんが出演しているから」「アントニオ猪木さんが参戦するから」という理由で、エンターテイメントにも夢中になりましたが、最近は全くですね。
だんぞうさんが憂う巨人軍野球にも、私と同じことが考えられるのではないでしょうか?
総じて、日本人全体、政界から芸能界まで、人間的小粒が余りに多くなったために、魅力・迫力も激減したと考えます。