最近、日本の世界遺産で、日本人が行ってみたい場所のネット調査があったようだ。
それによると、そのベスト5は、以下の通りだったらしい。
(1)屋久島
(2)小笠原諸島
(3)知床
(4)白川郷・五箇山の合掌造り集落
(5)熊野古道
なるほど~。
全体的には、文化遺産よりも自然遺産のほうが人気は高いようだ。
気持ちはわかる。
私も、もし行くとしたら自然遺産の方がいいもの。
自然遺産でも、白神山地はベスト5には入ってないんだね。
このうち、私は小笠原と白川郷には、まだ行ったことがない。
でも、白川郷は、その気になれば行けそうな気もしている。
近くまでは行ったことがあるだけに。それは、新穂高温泉に行くために飛騨高山に行った時だ。
あの時、もう少し日程的余裕があれば、足を伸ばしていたと思う。
だが、小笠原となると・・・そうそうおいそれと行ける場所ではない。
まあ、でもだからこそ、いいんだろうね。
屋久島が1位というのは、「やはり」という感じだ。
屋久島も、遠方に住んでる人にとっては、行くとなるとちょっとした決断がいる。
鹿児島から船で行くか、飛行機で行くかの選択になるのだが、初めて私が屋久島に行こうとした時の手段は「鹿児島からの船」だった。
だが、この時はちょうど台風が来ており、屋久島に行く前に立ち寄った種子島に閉じ込められてしまった。
屋久島にいく船が台風のために欠航になったたため。
結局その時は、隣の種子島まで来ていながら、屋久島には行けずじまい。
なので、同じ年の年末に、今度は鹿児島から飛行機を使って、意地で(笑)その年のうちに屋久島行きを実現させたのだった。
屋久島行きは、できれば夏はやめておいたほうがいいと思う。
台風銀座と呼ばれてる場所だから、台風で便が欠航になることが多いし、もしも縄文杉登山を考えてるなら、夏はその湿気で相当辛いらしいから。
となると、私が年末に行ったのは正解だったかも。縄文杉登山では、真冬でもぐっしょり汗をかいたし。これが夏だったら、どうだったであろう。
湿気も相当なものらしいし、途中でバテていたかもしれない。
知床も熊野古道も、私は当地が世界遺産に認定される前に行っている。
知床には2度行ってるが、2度目に行った時は、羅臼から相泊まで行ったっけ。相泊は、知床半島で車で行ける限界の場所だ。
北方領土が海の向こうに見え、その近さを実感したものだ。
熊野にも2度行ってるが、古道を歩いたのは2度目に行った時だけかな~。
知床も、白川郷も、熊野古道も、ずいぶん前から観光地として名をはせている場所だし、屋久島や小笠原に比べたら地続きだから、割と行きやすい世界自然遺産だとは思う。
だが、屋久島や小笠原となると離島。
さすがに、おいそれとは行けない場所が1位2位を占めているね。
特に小笠原へのアクセスは、大変。
飛行機便がないから、船で片道一日以上かかる。
それだけに、辿り着けたら実感も感激も大きいだろうなあ。
行ったことがないだけに、余計に行きたい。
それにしても、世界遺産になったとたん、いきなりの2位。
世界遺産というブランド力を感じる。
まだ世界遺産になってない場所で、もし世界遺産登録されたら一気に人気があがりそうな場所としては、日本では他にどこがあるだろう。
利尻島や礼文島などもそうじゃないかな。
霧の摩周湖なども、密かに狙ってるかもしれない。
恐山が世界遺産になったら、どうなるだろう。
個人的には上高地なんか好きだなあ。
富士山は、いつだって注目されてるよね。
忍者の里として伊賀や甲賀は? 忍者屋敷はあるけど、世界遺産になるには弱いかなあ。赤目四十八滝なんかは、けっこういいぞ。
安土城跡も中々面白いけど、織田信長ブランドが通じない海外では、ハンディがあるかな・・。
瀬戸内海の夕暮れは、たとえようもないぐらい美しい。
鳴門の橋と渦潮の対比の景色は、けっこう面白い。
四国のかずら橋は、あまりにピンポイント的すぎるか・・。
萩に残された、幕末の風情を残す町並みは、外国人にとってはどうだろうね。
軍艦島は、頑張って世界遺産登録を目指しているよね。最近では上陸もできるみたいだし。
・・とりあえず、自分が行ったことのある場所の中からめぼしい場所をあげてみた。
まだ私が行ったことがない場所としては、トカラ列島の宝島なんてロマンがあるよねえ。
もし、こういうのが次々と世界遺産になっていったら、世界遺産だらけになってしまうね(笑)。
そうなると、世界遺産としての「ありがたみ」も少し下がるかも・・・。
なお、写真は、上高地で撮った1枚。
確か・・明神池だったと思う。
上高地には、早くまた行きたい。
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