以前、白川郷に行った時、こんな建物を見つけた。
ちょっと目に入っただけで、鬼太郎の家っぽく見えてしまった(笑)。
鬼太郎の家は、こんな小屋みたいな家が、木の上に置かれていたけれど、この建物をもしも木の上の方に置いたら、ほとんど鬼太郎の家になってしまいそうな気がした。
白川郷にあったこの建物が何であったかは失念してしまった。
物置?
それとも?
民家にするにはちょっと小さすぎる気がする。
ということは、鬼太郎の家もかなり狭かったことになりそうではある。
そういや、木の上にあった鬼太郎の家は、トイレや水道はどうしていたんだろう。
とりあえず、こんな建物があって、しかも使われていないようであれば、子供時代の私にとっては、かっこうの「秘密基地」になっただろうな・・・という気はする。
どうです?
鬼太郎の家っぽく見えませんか?
カランコロン カランコロン・・・・と、下駄の音でも響けば、鬼太郎がここにやってくるかもしれませんね(笑)。
まあ、白川郷では、こんな建物はいくつもあったのですが。
ということは、白川郷は鬼太郎が住むにはもってこいの環境だったということに?
妖怪たちは、やはりああいう場所のほうが似合うし、ああいう環境のほうが住みやすいことは確かなんだろうなあ。
そういえば、水木しげる先生の漫画で、深い森の中で、妖怪の家として『藁葺きの塔』みたいなのがよく出てきますね。
なにか、郷愁を感じます。
ところで、年輩者のかたのお話しによりますと『ゲゲゲの鬼太郎』は最初は『墓場の鬼太郎』という題だったらしいですね。鬼太郎の顔も相当醜悪な風貌だったらしいです。もちろん、『貸本屋さん』の時代のことですが。。。。。
それが、大手の少年雑誌に掲載され、テレビのアニメになるころには、『ゲゲゲの鬼太郎』に改題し、鬼太郎の顔も、それなりに『可愛い?』顔にしたらしいです。まあ、そんなものでしょう。
でも、水木しげる先生は随分、いろんな妖怪伝説について研究なさっていますね。まあ、『民俗神話学』の資料としても、価値があると思いますよ。
神社にまつられてる神様が『体制側の神様』だとすれば、
『妖怪』は、言わば『非合法の神様?』ということになりますかね?
でも、地方の小さな神社に祭られているものには、神様と妖怪のボーダ-ラインすれすれの中間的なものもありますけど。。。(笑)。。。。いや、笑っちゃいけませんね。。。
それは、さておき、ぼくは水木先生の『妖怪を描いたカ-ド集』を持っています。神社のお祭りの露天商の店で手に入れたんですが、。。。。もちろん、『ぼくの宝物』です。!!
藁葺きの風景画は、もしや当時水木さんのアシスタントだった、つげ義春さんが描いてた可能性もありますね。
貸本時代の墓場の鬼太郎、実は私は復刻版を持ってます。
何年か前、深夜枠で、墓場鬼太郎がアニメ化されたこともあり、私、毎回見てました。
決して人間の味方というわけではないアニメ鬼太郎は、新鮮でした。
民族神話学、、、そうですね、確かに水木さんの妖怪は、コミックの枠を超えて資料として残されていく価値はありますね。
非合法の神様、、、うまい表現ですね。
神様でもあり、ある意味、
妖精や自然の象徴や教訓のような存在にも、思えます。
水木さんの妖怪カードですか?
それは羨ましい!
しかも、露店で入手したなんて、さらに素敵です。
お宝だと思うので、これからも大事にしてください。