時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

雪の降る夜は、歌が歌える

2018年02月04日 | 音楽活動

先日、都心に大雪が降った。

雪国の人にとってはたいした降雪量じゃなくても、雪に弱い都心にとっては、十分な量だった。

 

雪の降る夜。仕事から帰宅しても、なおも雪が降り続いている時って、実は家で歌の練習をするには絶好のチャンスではないかと私は思っている。、

まあ、雨の日もそうかもしれないが。

 

歌には色々あって、小声でささやくように歌う方がいい曲もあれば、逆に声を張ってしっかり歌ったほうがいい曲もある。

だが、都心で暮らしていると、家は密集しているし、道路には通行人がけっこういる。

なので、家ではあまり声を張って歌うのはしづらい。

あまり声を張って歌うと、その声は外に漏れてしまう。

家の壁が完全防音になっていればいいが、どこもかしこもそういう家ばかりというわけではないだろう。

我が家とて、防音にはなっていない。

なので、家で声を張って歌おうものなら、かなり外に聞こえてしまいそうだし、隣の家にも聞こえてしまいそうだ。

だいいち、恥ずかしい(笑)。

 

 

でも。

雪の日は、音は雪にかき消される。

外を歩いている人も、普段より少ない。

しかも、あたりは静かなので、集中もできる。

 

雨の日も、晴れてる日よりは、外を歩いている人は少ないかもしれないが、雪だと都心では交通機関が影響を受けやすい。

電車が遅れるだけならまだしも、へたしたら止まってしまう可能性もある。

そんなリスクがあるので、多くの人は早めに帰宅したりする。

 

 

もちろん雨でも電車が止まってしまうことはあるが、それはよほどの豪雨の時であろう。

雨と雪で大きく違うのは、音だ。

雨だと・・特に豪雨だと、かなり音がする。

だが、雪はどうだろう?

雪が降ると、あたりは静まり返る。

家の中で暖房のきいた部屋でいることが、ことのほかありがたくも感じる。

 

あまり音のしない静かな環境で、なおかつ外を歩く人も少なく、しかも何か音をだしても、その音はかき消されている感がある。

 

なので・・雪がしんしんと降る夜は、安心して家の中で声を張って歌えるのだ。

すくなくても、私はそうだ。

 

もちろん、それは声だけではない。

ハーモニカにも言える。

ハーモニカなどは、しっかり吹くと、普段ならかなり音が外に漏れる。

だが、雪だとそうでもない気がする。

 

ほんと、雪の「音をかき消す力」というのは不思議だ。

雨のように、降る音がするわけでもないのに。

 

楽器にも色々あって、音量が大きな楽器はけっこうある。

サックス、ドラムス、エレキなど。

音が外に漏れても、楽器の腕がうまい場合はともかく、へただと、それなりに恥ずかしい。

だが、同じ「恥ずかしい感覚」も、人間の声だと、恥ずかしさが楽器より上のような気がする。

 

特にその歌詞が、甘いラブソングだったりしたら、、もっと・・・だ。

 

 

だって・・想像してみてほしいのだが、

 

例えば「♪君が好きだ  世界の誰より君を愛してる」みたいな歌詞を、へたくそな人が自宅で大声で歌って、しかもそれがよく晴れてる日で、道を歩く人が多い中で、外にもれまくっていたら・・?

 

同じ下手でも、まだ楽器の音のほうがマシだと思わないだろうか?

 

 

 

まあ、それはともかく(笑)。

 

ともかく、雪が降り積もる日は、家で声を張って歌う練習をする格好のチャンスだと思う。

 

雪よ、ありがとう。

 

できれば、もっと降る日を増やしてくれれば、家で声を張って歌う練習をする機会も増えるんだがなあ。

 

もっとも、そうなると・・・都心では交通機関のマヒにもつながるわけで、通勤や通学に影響も出て、それはそれで困るのだが・・。

 

一番都合がいいのは、休日に雪がふり、翌日の通勤通学の時間までに、すべて溶けていることだけど、・・・まあ、それはムシガいいかもね(笑)。

 

なぜなら、職種によっては、定休日や通勤通学時間帯はまちまちだったりもするし。

 

 


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