時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

キックボクシング・ガム

2008年06月12日 | 懐かしい系、あれこれ

どこのメーカーだったか忘れたが、かつて「キックボクシング・ガム」というガムがあった。
風船ガムだったような気がするが、私の記憶は曖昧なので、あまり信用しないでください(笑)。

それは私が小学生のころだった。
名前からも分かるように、キックボクシングというスポーツが大ブレイクしていたころだったと思う。

なにより、「沢村忠」という、スーパースター選手がいた・・・というのが大きい。
沢村忠さんといえば「真空飛び膝蹴り」。

見てると、単なる「飛び膝蹴り」にしか見えなかったのだが(?)、真空・・という言葉がつくことによって、その技はスペシャルな技に思えた。
漫画に出てきそうなネーミングだものね。

いや・・・実際、漫画に出てきたのだ。
「キックの鬼」というキックボクシングマンガがあって、人気があった。
原作は、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった梶原一騎さん。
漫画は・・・誰だったかなあ・・・中城けんたろうさんだったかなあ・・←曖昧。


その漫画は、テレビアニメにもなった。
で、その漫画の主人公こそ、「沢村忠」だった!
もちろん必殺技は「真空飛び膝蹴り」!

実際のキックボクシングというスポーツと、マンガ、アニメが一体となって、キックボクシングというスポーツが盛り上がっていたんだね。

そんな点に目をつけたお菓子メーカーが「キックボクシングガム」を発売したのだろう。

実は・・このガム、私は大好きだった!
まず、味が好きだった。
今もあの味は覚えている。それほど印象的だった。
ちょっと酸っぱい感じの味なのだが、その酸っぱさが美味しかった。
独特の味だった。

で、私がこのガムを好きだったのは、味以外にも理由があった。
子供はオマケに弱い。
このガムにはオマケがついていた。

して、そのオマケ、グリコのオマケのようにお菓子に直接付いてくる・・というたぐいのオマケではなかった。
ガムのラベルを何枚か集めて送ると、一ヶ月間「少年サンデー」が毎週送られてくる!・・というオマケだった。

後にも先にも、こんな「オマケ」、見たことがない。

この「毎週、少年サンデーが送られてくる」というのは、2週間くらいそれが続くと、次号を「あてにする」ようになってしまった。
その結果、サンデーが途切れるのがイヤで、サンデー読みたさにキックボクシングガムばかり噛んでる時期があった。

都合、数ヶ月は続いたのではないだろうか。
やがて・・知らない間にこのガムは見かけなくなった。
サンデーも途切れた。

途切れてしばらくたつと、途切れた状態というものにも慣れてしまった。


でも、一時期あれほど噛み続けていたキックボクシングガム。その味は今もしっかりと私の味覚の中に残っている。


「沢村忠」の名前も聞かなくなった。今は何をしてるのだろう・・と思って検索してみたら、今は実業家なんだね。空手を教えてもいるとか。
「キックの鬼」が大人気だったころ、この沢村忠さんの人気も凄まじかった。
一時は野球選手やプロレスの馬場や猪木と肩を並べる人気ぶりだった。

だが、沢村さんが引退した後は、キックボクシングの爆発的ブームも終わっていった。

「キックの鬼」のエンディングテーマソング、好きだったなあ。

♪ 鬼がリングで見た星は~ 
  キックの曙 告げる星~

そういや、あのアニメ番組の主題歌って、オープニングもエンディングも、沢村忠さん本人が歌ってたんだよね。


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