よくマンガなどに、登場キャラクターが空を飛べるように、背負い型ロケットがでてくることがあった。
例えば鉄人28号、光速エスパーなど。
ああいう背負いロケットで空を自由に飛ぶことを空想した人は、案外多いんじゃないかな~。
小学校の頃、ランドセルを背負っていた頃は、特にそんなことを空想したっけ。
「このランドセルからジェット噴射が出れば、空を飛べるだろうに・・・」「このランドセルが、背負い型ロケットだったらなあ」などとね。
こんなのはフィクションかと思ってたら、ロサンゼルス五輪の開会式で、実際にこういう「背負い型ロケット」を背負った人が出て来て、実際に空を飛んだ光景があり、びっくりした覚えがある。かつて夢想した未来は、もうすぐそこ!・・って気がしたものだ。
ロス五輪といえば、もうかなり前のことだ。
あの時代にすでに「背負い型ロケット」が実現していた・・ということは、今ならとうに一般化していてもよさそうなものだ。
だが、実現してる・・とか、すでに売られている・・という話は、私はまだ聞いたことがない。
やはり、あれを一般実用化するには色々な問題があるんだろうね。
まず、体のバランスをとるのは難しいであろう。よほど訓練していないと。
また、あれが一般化したら、交通上の問題や事故も多発するであろう。
まわりをよく確認しないで飛び上がったら、そこに電線があって、ひっかかって感電するとか。
燃料が無くなり墜落するとか。
運転を誤り、交通量が激しい車道や高速道路に落ちてしまいそうになったら、地面に叩きつけられる寸前に車にひかれるとか、接触するとかして、大混乱になりそうだ。空からいきなり人間が降ってくるなんて、ドライバーには予想もできないだろう。
また、ジェット噴射に耐えられる服の開発も急務。そういう服を着てないと、致命的な大火傷をしたりしそうだ。
ロケットを背負った鉄人はロボットだったけど、ロケット使用後は腰のあたりが相当熱くなってたんじゃないかなあ。
急発進なんかしたら、それは利用者のあせりを誘い、それがまた事故につながるだろう。
空を飛んでる飛行機やヘリなどとの接触事故、ニアミス事件なども起こりそうだ。
また、空の天気などの状態の把握力も必要だし、通信用のアイテムも必要になる。人っけのない場所に不時着した場合の、サバイバルの知識も必要になるだろう。遭難などに備えて。
こうした色々な問題を考えると、仮に売り出されたとしても、普通の人が準備なしに気軽に使えるとは思えない。
しっかりした訓練や知識が必要になるだろう。
そうなると、車と同じく「免許制」になるのは明白。
むしろ、車よりもより難しい訓練や勉強をしなければならないだろう。
案外、現実の壁というのは、でかいのだ。
でも、それを背負えば、1人で好きな所から空を飛べる・・という魅力は大きい。
高所恐怖症の人にはとんでもないだろうけれど。
アトラクションやスポーツの一環としてなら実現は可能かもしれない。
ただし、飛べる場所は制限されるだろう。公道・・ならぬ公空は飛べない可能性があるにしても。
ハンググライダーみたいに飛び立つ場所の立地の制限がない代わりに、ある一定のスペースに限り飛行を許される・・そんな感じになりそうな気はする。
安全を考慮すれば、下にクッションなどを敷いたりすることになるかも。下が海やプールや池だったりしたら、潜った時の機械への悪影響が心配。防水ならともかく。
そんなことを考えてみると、実現したとしても、飛べる場所は著しく制限される可能性は大きい。
インストラクターが、その人を抱えて飛べばいいじゃないか・・・というツッコミがありそうだが、背中に背負うロケットである以上、それも難しい。やはり、個人レベルで操縦できないとまずいだろうね。
今まで書いたことをまとめると、まず免許制で、しかも、ある特定の場所でのみ飛べる・・・落としどころとしては、そんな感じになりそうだ。
時々、報道番組などで、モーターパラグライダーに乗って空を飛びながら風景を撮影する矢野健夫さんの映像が流されることがあるが、矢野さんはいわば、スペシャリスト。そういう人でないと、飛行用の背負い型ロケットで気軽に飛ぶなんてことは許されないような気がする。
ミニロケットを背負い、いつでも気が向いた時に、好きな場所から好きな場所に空を飛んでゆく・・・というマンガなどの世界とはだんだんかけ離れてしまう結論しか導き出せなかった私・・。
なんか、夢が墜落しちゃった(笑)。
例えば鉄人28号、光速エスパーなど。
ああいう背負いロケットで空を自由に飛ぶことを空想した人は、案外多いんじゃないかな~。
小学校の頃、ランドセルを背負っていた頃は、特にそんなことを空想したっけ。
「このランドセルからジェット噴射が出れば、空を飛べるだろうに・・・」「このランドセルが、背負い型ロケットだったらなあ」などとね。
こんなのはフィクションかと思ってたら、ロサンゼルス五輪の開会式で、実際にこういう「背負い型ロケット」を背負った人が出て来て、実際に空を飛んだ光景があり、びっくりした覚えがある。かつて夢想した未来は、もうすぐそこ!・・って気がしたものだ。
ロス五輪といえば、もうかなり前のことだ。
あの時代にすでに「背負い型ロケット」が実現していた・・ということは、今ならとうに一般化していてもよさそうなものだ。
だが、実現してる・・とか、すでに売られている・・という話は、私はまだ聞いたことがない。
やはり、あれを一般実用化するには色々な問題があるんだろうね。
まず、体のバランスをとるのは難しいであろう。よほど訓練していないと。
また、あれが一般化したら、交通上の問題や事故も多発するであろう。
まわりをよく確認しないで飛び上がったら、そこに電線があって、ひっかかって感電するとか。
燃料が無くなり墜落するとか。
運転を誤り、交通量が激しい車道や高速道路に落ちてしまいそうになったら、地面に叩きつけられる寸前に車にひかれるとか、接触するとかして、大混乱になりそうだ。空からいきなり人間が降ってくるなんて、ドライバーには予想もできないだろう。
また、ジェット噴射に耐えられる服の開発も急務。そういう服を着てないと、致命的な大火傷をしたりしそうだ。
ロケットを背負った鉄人はロボットだったけど、ロケット使用後は腰のあたりが相当熱くなってたんじゃないかなあ。
急発進なんかしたら、それは利用者のあせりを誘い、それがまた事故につながるだろう。
空を飛んでる飛行機やヘリなどとの接触事故、ニアミス事件なども起こりそうだ。
また、空の天気などの状態の把握力も必要だし、通信用のアイテムも必要になる。人っけのない場所に不時着した場合の、サバイバルの知識も必要になるだろう。遭難などに備えて。
こうした色々な問題を考えると、仮に売り出されたとしても、普通の人が準備なしに気軽に使えるとは思えない。
しっかりした訓練や知識が必要になるだろう。
そうなると、車と同じく「免許制」になるのは明白。
むしろ、車よりもより難しい訓練や勉強をしなければならないだろう。
案外、現実の壁というのは、でかいのだ。
でも、それを背負えば、1人で好きな所から空を飛べる・・という魅力は大きい。
高所恐怖症の人にはとんでもないだろうけれど。
アトラクションやスポーツの一環としてなら実現は可能かもしれない。
ただし、飛べる場所は制限されるだろう。公道・・ならぬ公空は飛べない可能性があるにしても。
ハンググライダーみたいに飛び立つ場所の立地の制限がない代わりに、ある一定のスペースに限り飛行を許される・・そんな感じになりそうな気はする。
安全を考慮すれば、下にクッションなどを敷いたりすることになるかも。下が海やプールや池だったりしたら、潜った時の機械への悪影響が心配。防水ならともかく。
そんなことを考えてみると、実現したとしても、飛べる場所は著しく制限される可能性は大きい。
インストラクターが、その人を抱えて飛べばいいじゃないか・・・というツッコミがありそうだが、背中に背負うロケットである以上、それも難しい。やはり、個人レベルで操縦できないとまずいだろうね。
今まで書いたことをまとめると、まず免許制で、しかも、ある特定の場所でのみ飛べる・・・落としどころとしては、そんな感じになりそうだ。
時々、報道番組などで、モーターパラグライダーに乗って空を飛びながら風景を撮影する矢野健夫さんの映像が流されることがあるが、矢野さんはいわば、スペシャリスト。そういう人でないと、飛行用の背負い型ロケットで気軽に飛ぶなんてことは許されないような気がする。
ミニロケットを背負い、いつでも気が向いた時に、好きな場所から好きな場所に空を飛んでゆく・・・というマンガなどの世界とはだんだんかけ離れてしまう結論しか導き出せなかった私・・。
なんか、夢が墜落しちゃった(笑)。