先日、ひょんなことから、ネット上で,とある1曲に出会った。
思いがけないワードから見つけた曲だ。
え?
どうしてこのワードから、こういう曲にたどりつくの?
・・そんな感じだった。
で、聴いてみた。
すると・・
こ、こんな感性の曲があるのか・・・!
と、ビックリした。
自分には思いつきそうにない曲調。
歌詞は私の「ある曲」の歌詞に通じるコンセプトがあるが、なによりそのコード進行がすごい。
で、その複雑なコード進行に乗っかっているメロディが、実に新鮮。
よくもまあ、こういうコード進行に、メロディをつけられるものだ。
そう、ただただ新鮮。
ただ、非常に覚えにくい。
複雑なメロディの流れなのだ。
複雑なメロディの流れの曲って、ときどきあざとさを感じることがあるのだが、この曲は、複雑にも関わらず、実に気持ちいい。
流れるように自由自在に展開していくメロディ、その気持ちいい奔放さに聴き惚れてしまう。1コーラスの展開は、長め。
聴いてる分には非常に爽快にトリップするが、いざこの曲を実際に歌うとなると、相当大変だろう。
普通の人では、中々歌えないのではないだろうか。
ライブでの生演奏はかなりの技量を要求されるだろう。
難解な曲であるのは間違いない。
・・でも、やはりこの疾走感や飛翔感が気持ちいい。
歌ってる歌手は、探してもしょうがない存在であるのはすでに判明。
私が気になるのは、こういう曲をどんな人が作ったのだろう・・ということ。
著名な人ではないのかもしれない。
だとしたら、だからこそ、恐れ入ったという気になる。
そう思い、調べてみたところ、この曲の作者はアマチュアの女性ソングライターらしい・・ということがわかった。
しかも、若そう!
このセンス、いい感性してるなあ。
なんか、この感性には、自分の世代との違いというものを感じた。
こんな曲・・・とても、私には作れない。
どういうメイキングで、この曲ができあがったのかも気になる。
メロディが先なのか、歌詞が先なのか、・・いや案外、サウンドが先なのか。
曲調から言って、サウンドが先だったような気もする。
ボーカルの入らないインスト曲であったとしても不思議ではない感じもある。
自分の感性では浮かんでこない曲だが、実に素晴らしい曲。
一発で、ビビッときた。
この才能に不覚にも後ずさりしてしまったことが、口惜しいくらい(笑)。
今の世の中、曲なんて、もう出尽くしてる・・とはよく言われることだが、まだこういう感じの曲があったんだなあ。
広い世の中、名も無きアマチュアソングライターの中にも、嫉妬したくなるような曲、やはりあるんだね~。
くやしい。←これ、私にとっては最大の褒め言葉です(笑)。
若いアマチュアソングライターの曲に、こんなに惚れ込むのは久しぶりだ。
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