時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

トロッコ列車からの風景

2008年11月21日 | 
黒部・立山に行った時に乗った黒部峡谷鉄道からの風景の写真のうち、まだ未公開だった写真を紹介。

写真で、手前のほうに柵が見えるが、その柵の内側に黒部峡谷鉄道の単線レールが走っている。


電車からは、峡谷の色んな姿をみることができた。

行きは、ご覧の通り太陽の光があたりを照らしていたのだが、帰りは雨で、あたり全体が沈んでいる感があった。
太陽の光に照らされていると、自然風景は色合いを増す。
風景の多様性を、よりくっきりと浮かび上がらせてくれる。

電車は、例えば、こんな風景の中を進んでいく。

太陽に照らされ、なにやらおだやかな表情を見せてくれている、自然風景。
どこか、のどかで、穏やか。
そうなると、訪れる旅人も心が穏やかになってくる。


ちなみに、この景色、帰って来る時に見た時は、ひどく寂しい風景に思えた。

太陽光の有る無しの差は,大きい。

山奥の空は、気まぐれ。


こんな風景を見ながら、ゴトンゴトン・・と、ゆっくり&ゆっくり、そしてのんびりと、トロッコ列車は乗客を乗せて山奥へ山奥へと進んでゆく。

移り変わり、流れてゆく景色の1場面1場面が、身近に感じられる。


あの景色が現れ。

ゴトン、ゴトン・・・・。

この景色がやってきて。

ゴトン、ゴトン・・・・。

ああいう景色が旅人を待ち。

ゴトン、ゴトン・・・・。

こういう景色が過ぎ去って行く。

死角の向こうへと。

そして、ゴトン、ゴトン・・・。

渓谷の中。

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