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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ミュージシャンの音楽ルーツを遡るコンピレーションアルバム

2007年12月01日 | 音楽全般

時々ふと思うアルバム企画がある。

それは、絶大な人気を誇るミュージシャンの音楽ルーツを遡るコンピレーションアルバムだ。

おおまかに書くと。
例えば、長渕剛の曲から始まって、吉田拓郎の曲にたどり着く。
で、今度は拓郎から遡ってボブ・ディランの曲にたどり着く。もちろん、遡る段階で、枝分かれしてもいい。
それぞれのミュージシャンは色んな音楽の影響を受けているはずだし。

ディランからは、ジャック・エリオットやウディ・ガスリーの曲にたどり着く。枝分かれしてブルースに行ってもいい。ブラインド・ウィリー・マクテルあたりに興味を持つ人もいるだろう。
でもまあ、一般的にはディランを遡るとウディやエリオットが出て来るのがスムーズかもしれない。

そういや、ウディの音楽のルーツってなんなんだろう。マウンテンミュージック?
そこまでいくと、私はあまり詳しくないので、それ以後はディレクターやアルバムプロデューサーの知識に頼るしかない。
できれば、リスナーである私が知らない音楽まで掘り下げてくれればくれるほど楽しいし、興味深い。

こんな感じで、そのミュージシャンが影響を受けた音楽・楽曲をどんどん遡っていき、それらの代表的な楽曲を収めていくアルバムだ。で、行き着く先は??
聴いてると、音楽がだんだん先祖帰りしていくような気分を味わえるかもしれない。

だが、各ミュージシャンは所属レコード会社が違う。
そうなると、現実的には1枚のアルバムにまとめるのは権利関係的に無理であろう。
まあ、だからこそ、こんな妄想(?)も生まれるわけで(笑)。

色んなミュージシャンをスタートラインにしたこういうアルバムが次々と現れたら、面白いだろうなあ。
で、そういう企画だと、遡った先に出て来るミュージシャンはダブる場合はあるだろう。
ビートルズ、ディラン、エルビス、あたりなどは遡る途中で出て来る頻度は高いのではないだろうか。
そうなると、改めてそういったミュージシャンの凄さを再認識することになるだろう。

若いリスナーにとっては、音楽的知識を増やすチャンスだし、そのコンピレーションアルバムを聴くことによって、若いリスナーが偉大な先人の音楽に触れる機会は確実に増えるだろう。
それが古くて世に埋もれた音楽だったりしたら、なおさら価値があると思う。
ディスカバー・ルーツ・ミュージック、だ。
タイムマシンで音楽の流れの歴史を旅しているような感じでもある。←ちょっと言い過ぎ??
また、それによって、聴き手にとっては、大好きなミュージシャンの音楽の理解度が深まるというメリットもあるかもしれない。

もし、CD化が無理なら、ラジオやテレビで企画してみてくれないかなあ。
ラジオなら、もちろん曲をかける。
テレビなら、一番良いのは、遡ったミュージシャンの映像と音楽を流す。ただ、その場合は、映像の断片を流すのではなく、1曲まるごと流す。
中には、古すぎて映像が残っていないミュージシャンもいるはず。遡れば遡るほど・・だ。
その場合は、遡ってたどり着いたミュージシャンの曲を若手が演奏する、とかね。
スタートとなった現代のミュージシャンがカバーして歌ってみせてくれれば一番いいけど。

1時間くらいの番組なら、もちろんトークもかかせない。
その場合、音楽に詳しいゲストもコメンテーターとして呼んでおくといい。

・・・なんか、書いてたら、妄想がとまらなくなってきた(爆)。いかんなあ・・。

おっと、話が脱線したが、こんなコンセプトのコンピレーションアルバムが発売されたら、ぜひ聴いてみたい。








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