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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

カップタイプの容器のカップ麺と、丼タイプの容器のカップ麺

2021年03月05日 | 食べ物&飲み物

カップ麺には、カップタイプの容器のカップ麺と、丼タイプの容器のカップ麺がある。

具体的な例を出せば、元祖「カップヌードル」などの容器はカップタイプで、「どん兵衛」や「赤いきつね」などの容器が丼タイプだ。

どちらのタイプもカップ麺であることには変わりはない。

どちらの容器が良いかとか悪いとかの問題はないと思う。

その商品の狙いや製造方法次第なのだろう。

 

元々は元祖「カップブードル」が大ヒットして、カップ麺はカップタイプで普及したのだが、やがてうどんやそばなどが出てくると、うどんやそばは丼タイプで食べたいという客からの声があがり、各企業がそれに対応して、丼タイプのカップ麺も出てくるようになったらしい。

また、更にカップやきそばが出るようになると、今度は出来ればやきそばは「皿タイプ」で食べたいという声があがり、皿タイプのカップやきそば(UFOなど)が出るようになったらしい。

 

カップタイプがいいか、あるいは丼タイプがいいかというのは、どちらかが決定的な正解というわけではないのだろう。バリエーションも広がっている。

今では、カップラーメンでも丼タイプのカップ麺は多いし、逆にうどんやそばでもカップタイプのカップ麺もあるぐらいだ。

 

私は長年カップ麺をあれこれ食べてきた。

個人的にはカップタイプと丼タイプでどちらが好きか・・という問いでは、どちらかは選べない。

ただ、カップタイプと丼タイプでの商品の違いは多少なりとも感じるようにはなっている。

 

それは主に具による違いが大きい。

 

丼タイプは容器の幅が広いが底はカップタイプより浅い。一方、カップタイプは容器の幅は狭いが底が丼より深い。

汁の表面面積の問題上、例えばチャーシュー麺みたいに具が大きいと、カップタイプでは難しい。しかも、チャーシューが何枚も入るタイプだと、なおさらだ。

その場合、容器は丼タイプじゃないと。

丼タイプなら、容器が幅広いので、麺の上に何枚も幅広のチャーシューを乗せることができる。

チャーシューを入れる場合、カップタイプだと、その肉を細かく刻まないといけない。

そして、それは他の具にもある程度言えるのだろう。

長いメンマなどもそうだ。

 

丼タイプのカップ麺の具は、サイズが大きくなることが多い。

カップタイプのカップ麺の具は、サイズが小さく細かくなって、いくつも入る。

そういう場合が多いと思う。例外もあるけれど。

 

丼タイプの場合、具が大きいのは良いけれど、具の数が少なく、汁の表面面積が広い分、空きスペースも目立つように思える。で、その大きな具を食べてしまうと、汁の表面上がとたんに寂しく見えてしまう。

カップタイプの場合、汁の表面面積が狭いので、メインを飾る具の存在感がないぶん、細かい具がいくつも入っているので、食べ進むうちに小さい具が麺の間から細々と出てきて、具に細かく何度も出会える気はする。

 

大きな具がドーンと存在感をもって数少なく麺の上に乗っているのがいいか、あるいは小さい具が細々いくつも入っているのがいいか・・の違いか。

 

こう考えると、具に関してはカップタイプのほうが、具の寂しさは感じにくい気はする。

ただ、丼タイプには、自力で具をトッピングしやすいという強みはある。

丼タイプには、具で寂しさを感じることが多いので、その容器の幅広さを活かして、自力でトッピングを加えてしまえば、カップタイプに圧勝してしまうのだろう。

もちろん、カップタイプにも自力でトッピングを加えられないこともないのだが、加えられる量は丼タイプの方が上であろう。容器が幅広な分だけ。

 

こうして考えてみると、少なくても具という点では、自力で具をトッピングする場合は丼タイプ、自力では何もトッピングを加えない場合はカップタイプのほうが、具という点での「カップタイプと丼タイプ、どちらがいいか」という問いに関しての私のひとつの答えかもしれない。

 

 

私が即席ラーメンをほとんど食べなくなり、その代わりにカップ麺を食べるようになったのは、具のあるなしが大きい。即席ラーメンには具は付いてないから。

作る手間がカップ麺の方が楽だからというのもあるが、具のあるなしは何気に大きい。

なので、具というのは大事な要素なのだ。少なくても私にとって。

 

ちなみに、市販の小さな「切り餅」を私はカップ麺に加えることが多い。

カップ麺のお湯をわかしてる間に、「切り餅」を水にひたした容器に入れてレンジで温めている。お湯をわかすのと同時進行で。

で、カップ麺にお湯を入れて3~5分後に蓋をあけた時に、レンジで温めた切り餅を入れるわけだ。

この場合、カップの「力ラーメン」「力うどん」「力そば」ということになる。

 

切り餅をトッピングする場合は、丼タイプでもカップタイプでも大丈夫だ。

ただ、カップタイプの場合、切り餅を入れる場合は、あらかじめ「ほんの気持ちぶんだけ」入れるお湯の量を調節することが大事だけどね。

水にひたされてレンジで温められた「切り餅」は多少水を吸っているからね。

切り餅を入れた瞬間に、汁が溢れてしまわないように。

 

このやり方だと、私にとっては丼タイプもカップタイプも「引き分け」なのだ。

切り餅入りカップ麺・・・ということで。

メインの具は「切り餅」ということになるけどね(笑)。

 

あなたは、カップ麺では、容器はカップタイプと丼タイプ、どちらかお好みのタイプはあるだろうか。

 

 

 


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