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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

不吉なジャケットと言われた、レイナード・スキナードのアルバム

2018年01月27日 | 音楽全般

今回は、レイナードスキナードのアルバム「ストリートサバイバー」のジャケットの不吉なエピソードについて、触れてみたい。

 

レイナードスキナードというロックバンドをご存知だろうか。

サザンロックのバンドで、70年代に活躍したアメリカのバンドである。

 

このバンドには、あるアルバムのジャケットにまつわる、不吉なエピソードがある。

 

そのアルバムとは「ストリート・サバイバー」。

 

私はこのアルバムは、出たばかりの頃に輸入盤で入手した。

確か・・大みそかに買ったはず。

当時の私は、毎年大みそかには何枚もアルバムを買いこみ、それを聴きながら正月を過ごすことにしていたのだが、その年の大みそかに買った何枚ものアルバムの中に、この「ストリートサバイバー」も入っていた。

 

で・・・このアルバムが発表された後・・なんと!

このバンドにとんでもない悲劇が起きてしまった。

それは、ツアーで飛行機で移動中に、彼らを乗せた飛行機が墜落してしまったのだ。

 

その事故で、バンドの顔ともいうべきメンバーを含む複数のメンバー、そしてスタッフが死亡。

その時・・当時発表されたばかりだった「ストリートサバイバー」のジャケットが問題になった。

 

というのは、このアルバムのジャケットは、メンバーが炎に包まれている写真だったからだ。

まるで、その直後のメンバーの運命を予告していたかのようで、不吉とされたのだ。

 

そのため、「あまりに不吉」ゆえに、その後ジャケット写真が差し替えられて発売されたのだ。

炎に包まれていないジャケットに。

 

で、その後は「差し替えられたジャケット」が「ストリートサバイバー」のジャケットになって販売され続けるようになった。

そのため、最初の「不吉なバージョン」のジャケットは、長らく入手困難になった。

 

アルバムが出たばかりの頃に買った私は、当然「元々のオリジナルの不吉バージョン」で持っていた。不吉ではあったが、ある意味貴重なジャケットにもなった。

 

 

その後長い年月が過ぎ、今では元々の「不吉バージョン」のジャケットに戻され、CDで再発されているようだ。

あらためてこのジャケットを見ると、どうしても、このアルバム発表後の彼らの悲劇を思い出してしまう。

 

もちろん、このジャケットがその後の彼らの悲劇を予言して制作されたはずがないし、単なる偶然であろう。

むしろ、だからこそ、余計に不吉だった。

 

よく、会社の社員旅行や、サッカーのクラブチームのメンバーの試合会場への移動などで飛行機が使われる場合、乗る飛行機を2機に分けて乗る場合がある。

それは、もしも1機の飛行機にメンバー全員が乗ってしまった場合、もしその飛行機が墜落などをした場合、メンバー全員がいなくなってしまうことになるからだ。

もしもメンバー全員がいなくなってしまったら、会社であれクラブチームの選手であれ、なんであれ、その後の「続行」ができなくなる。

それを防ぐために、最悪1機が墜落しても、もう1機が無事であれば、「残ったメンバー」というのは存在することになる。

残ったメンバーがいれば、その後頑張ればまたやり直すこともできるだろう。

 

会社の社員旅行や、クラブチームの選手の移動の場合、人数はそれなりに多かったりもするから、それも可能だろう。

 

だが、バンドメンバーの場合は?

バンドの場合、少なくてもそのバンドの正式メンバーは、決して大人数ではない場合が多い。

バンドだと、3人から10人位までが大半ではないだろうか。

もちろん、それ以上にメンバーが多いバンドもあるが、大概はせいぜい10人以下だろう。

サポートメンバーを除けば。

 

それぐらいのメンバーだと、さすがに2機に分けて乗る・・というわけにもいかないのだろう。

だから、レイナードスキナードのような悲劇も起きてしまう・・・。

そのへんが難しいところだ。

 

でも・・

レイナードスキナードの悲劇を思い出すたびに、ロックバンドも本当はメンバーは2機に分乗したほうがいいような気はする。フロントメンバーは特に。

 

万一の時に、メンバー全員が一気にいなくなったりしたら・・・。

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=RlKJiZ8ymM4


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2 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2018-01-29 17:20:14



思わず、会社事務所で「えっ!」と叫んでしまったほど、私も大変衝撃を受けました。


そういう「不吉の前兆」、本当にあるのですね。


もちろんミュージシャン当事者も、プロデューサーやマネージャーも「自分たちの運命」を知る由も無く。


しかし、今となっては、本当に悲しいけれど、「不吉なジャケット」は改変すべきではなかったですね。


理由は、今は上手く言えませんが…。


しかし、だんぞうさんは、本当に貴重なアルバムを持っていますね。


私も、現物を眺めてみたいです。

私たちの安全無事を祈りながら…。
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Unknown (だんぞう)
2018-01-29 19:36:48
彼らが乗った飛行機が墜落したのは、このアルバムを最新作として発表した後でした。
しかも、このジャケットですからね、、、。
不吉と思われても仕方なかったですね。

私がこのアルバムを買ったのは、発表されてすぐの頃でした。
まさかあんなことになるとは、予想もしてませんでした。
なので衝撃でした。

すぐにジャケットはおとなしいジャケットに差し替えられたようですが、今ではこのオリジナルバージョンに戻されているようです。
なので今では貴重品じやないでしょう。

オリジナルバージョンが貴重品になるより、私は彼らに無事であってほしかったです、、、。

気の毒すぎますよね。
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