三が日が過ぎましたが、あらためまして、皆さん今年もよろしくお願いします。
子供にとっての正月の最大の楽しみは、なんといってもお年玉。
なんといっても、普段のお小遣いとは別の臨時収入である。
強制的に、親に貯金にまわされる額もあったが、やはり臨時収入をとりあえず何かに使いたかった。
ただ、今でこそ大きなチェーン店があって、そういう店に行けば正月も営業しているが、私の子供時代はそういう大きなチェーン店は今ほど一般的ではなかったし、すくなくても私の住んでいた町にはなかった。
子供がお金を使う店は、やはり「町のおもちゃ屋さん」や「町の本屋さん」などであった。
だが、「町の〇屋さん」は、正月三が日は営業していなかった。
なので、早く三が日が過ぎないかなあ~などと思ったものだった。
その間・・・要するに、元旦から三日までは、店が開いたら何を買おうかと、あれこれ迷っていたものだった。
その迷う時間がまた楽しかった。あれもいいぞ、これもいいな・・と考えるのは楽しかった。
で、三が日があけると、店が開く時間を待ちかねたようにお店に行き、目当てのものを買ったものだった。
皆さんは、お年玉で何を買っていただろうか。
私は・・もう記憶がおぼろげだが、小学生の頃は、主にコミックの単行本やプラモデルや、ソノシートなどを買っていたように思う。
で、中学生になると、中1くらいまでは小学校時代と同じようなもので、中2になると、歌謡曲やビートルズのLP。
中3になると、ローリングストーンズやボブディランのベストアルバム。あと、吉田拓郎さんのLPも。
買うものがLPになってからは、お年玉はその後ひたすらLPに費やされるようになった。
高校時代3年間はもっぱら毎年お年玉はLP代に消えた。洋楽ロック、邦楽フォークなどのLP。
ところで、皆さんはお年玉は何歳ぐらいまでもらっていただろうか?
私は高校時代まで。
大学生になってからは、絶えずバイトをしていたこともあったし、また大学生になって親からお年玉をもらうのは恥ずかしいような気がした。
だから、大学生になって初めての正月に親から、「もう大学生なのだから、お年玉は無しだぞ」と言われても、抵抗はなかったし、それでいいと思った。
もし仮に・・大学生時代にもお年玉をもらっていたら、何に使っただろう。
案外その答えは簡単。まず間違いなく、友人や後輩とのも飲み代に消えたはず。
というのも、大学時代、バイトで得た収入の大半は酒代に消えていたからだ。
たまに、ギターを買いたくなった時だけ、バイト代をギター貯金に一時的にまわしたぐらいだ。
なんにせよ、お年玉は、子供にとっては・・・まあ、大金持ちの家の子供は別かもしれないが・・・貴重な臨時収入。
しかも、お年玉の総額は、毎月もらうお小遣いとは金額が違うので、何を買おうか悩めるのは最大の贅沢に思え、至福の時間帯ではあった。
もうお年玉を誰からももらうことのなくなった大人。
でも、きっと大人だって・・・誰かから思いがけないお年玉をもらったら嬉しいに違いない。
もっぱら普段「あげる側」だから、「もらう側」になった時の意外性や嬉しさはまた格別かもしれない。
もし今私がお年玉をもらったら・・何に使うかなあ。
まあ、金額にもよるけど(笑)。
貯金?いやいや、この場合、貯金にまわさずに、必ず「つかななければいけない」という条件で、お年玉をもらったとしたら??
ともあれ。
あなたは子供時代、お年玉を何に使ってましたか?
また、何歳までもらってましたか?
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