2018年4月21日、佐藤公彦さんことケメのトリビュートライブ、無事に終了しました。
来て下さった方々、ご来場、ありがとうございました。
スタッフの皆さん、共演者の皆さん、ありがとうございました。
割と落ち着いた雰囲気でライブを行うことができ、楽しかったです。
ケメに関する色んなトークも楽しかったです。
この日の私の演奏メニューは、以下の通りでした。
1、虞美人草
2、ストーブリーグ
3、ふるさとに降る雨
4、やさしくうたって
もちろん、全てケメの曲のカバーです。
「虞美人草」は、アルバム「千羽鶴」から。初期の「通りゃんせシリーズ」の中の人気曲。
「ストーブリーグ」はアルバム「ひとりからふたりへ」から。晩年音楽活動を再開させて発表したスタジオ録音の復帰アルバムから、晩年の曲も選びたいと思いました。
「ふるさとに降る雨」はアルバム「片便り」から。脱アイドルを目指した頃の曲で、骨っぽく、男性にとっては歌いやすい曲かも。
「やさしくうたって」はアルバム「遠乗りの果て」から。ケメらしい、優しく、ほんわかした、安らぎを感じさせる曲です。
以前ケメのトリビュートライブに出た時もそうだったんですが、特定のミュージシャンのトリビュートライブに出る時、頭を悩ます(?)のが選曲。
誰がどの曲を歌うかわからない、でもなるべく選曲がかぶりたくない、、、そんな気持ちがあるからです。
今回の選曲が誰かとかぶった場合に備えて、予備の曲を3曲ほど練習して用意してあったのですが(かぶった場合、曲を入れ替えるつもりでした)、幸いにしてかぶらなかったので、予定通りいけました。なんだか、このへんは、プロ野球のドラフトみたいな心境で(笑)、予定通り指名、、、ならぬ選曲出来て安堵(笑)。
ラストの「やさしくうたって」では、よく聞くと一緒に歌ってくださってたお客さんもいて、嬉しかったです。
ほんと、良い曲ですよね、この曲。
ケメは別世界に行ってしまいましたが、シンガーソングライターとして彼が残した名曲のひとつとして、これからも歌い継がれていってほしい曲です。
彼の名曲は、「通りゃんせ」「メリーゴーランド」だけじゃないのです。
他にも良い曲はたくさんあるのです。
それこそ私が一番言いたいことかもしれません。
今だから書けますか、実は数日前から私はお腹の具合が悪く、ほとんど食事もとれない状態でした(あ、ライブの緊張ではありませんョ。ライブはリラックスできてました)。
そのため、ライブ終了後、アフターにあまり参加できず、早めに退出せざるをえなかったことを、申し訳なく思ってますし、かなり心残りでした。
ただ、帰宅した途端にバタン、、、でした、、。
この日の出演者、小山さんは、いつもながら骨っぽく、勢いとパワーにあふれた熱演でした。一方で「はじめとおわり」という曲の独自の静かな解釈には、やられた!という感じでした。弾き語りにピッタリなアレンジになってました。
まきさんは、以前ケメトリビュートライブに出た時のお馴染みの曲に加え、「ねえメロディ」という初期の名曲もおりまぜたレパートリー。ケメの曲はナイロン弦ギターが似合う曲も多いのですが、それを活かしてナイロン弦ギターで登場。
あべさんは、生粋のケメフリーク。出演者が歌うケメ曲、どれにもぶっつけ本番で合わせられるため、ライブ全般で、大活躍でした。私が歌った時も隣でギターを弾いてくださり、心強かったです。私が用意してた「やさしくうたって」が彼のメニューとかぶらなくて、よかった(笑)。
そして、生田さん。もう、最高にかっこよかったです。生田さんは70年代の「野音唄の市ライブ」でもケメの「生活」という曲をカバーしており、その時も凄く味わい深かったのですが、今回はさらに素晴らしく、渋く、圧倒的でした。鳥肌ものでした。さすがとしか言いようがありません。
来て下さったお客さん、スタッフの皆さん、出演者の皆さん、お疲れ様でした。
「やさしくうたって」
選曲に悩んでこれを選ぶ⁉️
そのままとろけて目覚めなくてもいいわ!
と思ってしまう曲ですね。
女性もいらしたようですが、骨太野郎❓がケメの唄を歌うって不思議。
生田さんの歌う「生活」YouTubeで視聴しましたが、へー!(◎_◎;)ビックリでした。
ケメ君、ケラケラ笑ってたかも。
過去に複数回入院したりしてるので、慎重になってます。
やさしくうたって、、、この曲は最初から決めてあった不動の曲でした。
ユニットのほうでも何度かライブでやってますし、ケメがいる時に演奏したこともあり、私にとっては思い入れの強い曲です。
昨日ライブでもMCで言ったんですが、実はケメの曲を男が歌うのって難しいんです。
ケメのあの声を意識して歌うと、へたするとぶりっ子オヤジみたいになってしまうリスクがあって。
やはりケメのあの声だからいいんですよね、、。
ケメは、ナチュラルであの声ですから。
かといって、ケメの曲が埋もれていくのは、もったいないですし。
生田さんのケメカバーは、渋いですよね。
ケメの曲の別の面の魅力が引き出されています。
そういや、生前ケメは、普段大笑いするクセ(?)があったみたいですね。