時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

都心に雪がふると、旅気分(?)

2012年01月21日 | 日々の、あれこれ

東京に雪が降ったよ。

乾燥注意報が出続けていたら、お湿りとしては「救い」かもしれない。

ともかく、乾燥し続けてきているせいかどうかは知らないけれど、喉が乾きやすく、肌もカサカサになってきてるような気がしたから、これで少しはマシになってくれるといいな・・と思う。

 

雪が降ってる時って、何がいいかといって、あたりが静かになるのがいい。

特に私が好きなのは、夜中に降る雪。

音が途絶えるだけでなく、見慣れた都心の風景が別世界のように変わっていくのがいい。

見慣れたいつもの場所でありながら、見知らぬ場所に旅しているような気分になる。

そう・・・これは、ちょっとした「環境の旅」「気分の旅」なのかもしれない。

 

深夜にシンシンと雪が降り積もる夜は、なぜか寝付けないことがある。

外の世界が変わっていくのが楽しみで、気にもなって。

だから、少し時間がたつと、おもむろに玄関のドアを開けて、外に出てみたりしたもの。

特に子供の時は。

外に出ると、刺すような寒さが身に襲いかかってくるけど、確実に世界が変わっていってる様を体験できて、翌日の朝が楽しみになった。

朝起きて外に出てみたら、きっと世界はもっと変わっているだろう・・・・そう思って、楽しみだった。

 

でも、翌日になって、空が晴れたりしてると、前夜の「シンシン」とした雰囲気とは打って変わって、「音」が戻って、前夜雪で覆われていたはずの道路は、すでにむきだしになってる場所が見え始めていると、なにやらガッカリすることも。

すると、思うのだ。

前夜の「別世界」は、一瞬の美しさでしかなかったことに。

それが・・・・東京の限界だったのかもしれない。

 

もっとも、最近では、雪が降ると、そのために起きる不都合・・・例えば電車が遅れたり、滑る道を走る自動車の運転の問題などが頭をよぎったりもする。

 

そう考えると、昔に比べると、雪がどんどん降り積もるのは「100%歓迎」というわけでもなくなっているのは・・・大人の悲しさかなあ。

でも

やはり、

深夜、雪がどんどん降り積もり、音がかき消えて、世界が異世界に変わっていく様だけは・・・・今もわくわくするものがある。

 

これは・・・普段雪がほとんど降り積もらない東京に住んでるからこその感覚なのかもしれないね。

雪国の人にとっては、雪が降り続くのは「日常の光景」だったりするだろうから。

 

 

 

もっとも・・・最近は、東京には雪が積もるのは極めて稀になっている。

10年くらい前までは、年に2回くらいは,ドカッと積もって、そのあとが数日は残ったりしたものだが、今では積もっても微量で、雪がやんだらすぐに普段の町に戻ってしまう。

 

 


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