時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ネット友と飲む酒、仕事関係の人と飲む酒

2006年10月27日 | 日々の、あれこれ

昨日、今日と、二日連続で酒。

昨日は、ネット友と飲み、今日は事務所の後輩を飲みに連れてゆく。

私は、その後輩たちからは、以前からちょくちょく相談ごとを持ちかけられていたのだが、ここんとこ、酒でも飲みながらじっくりと話を聞いてもらいたい様子なので、酒に誘うことにした。
よほど、溜まっているものがあるのだろう。
こうした場合、私の言う事が彼等の悩みの解決になるかどうかはともかく、話を聞いてあげるってだけでも彼等にとってはだいぶスッキリするはずだ。


仕事関係の人と飲むと、当然話題は仕事の話になる。
酒の席で、仕事の話ばかりでると、正直辛い時がある。できれば酒の席では、仕事を忘れていたい。仕事の延長になってしまうから、どうもうまく酔えない。
だから最近は、仕事関係の人と飲みにいくことは、非常に少なくなっていた。

若い頃、私は仕事上での悩みを、仕事関係の人に相談したことはほとんどない。
仕事関係での付き合いってのは、とかく利害関係がからむ。
だから私は用心していたのだ。
このへん、学生時代に知り合った友とはわけが違う。
学生時代に知り合った友というのは、利害関係がないところから付き合いが始まっているから、安心感もあるし、対等でもいられる。

でも・・・こうして、仕事してて、若手から相談をされると、彼等の心情はよっぽど辛いものがあるんだろうな・・などと察してしまう。

彼等も仕事関係の人には一定の「用心」をしているはず。
私がそうであったように。
だが、それを通り越して、誰かに聞いてもらわずにはいられない・・・そういうレベルまで達している「溜まったもの」があるのだろう。
そう考えると、少し気の毒に思う。
だから、酒に誘って、じっくり話を聞こうと思った。

本当は、自分も若い頃にそんな先輩がいてくれたらなあ・・と思ったりする。



一方、ネットで知り合った人と酒を飲むというのは、私にとって学生時代の友と飲むのに近いものがある。
ネットで知り合ったってことは、趣味などが合うから知り合っている。
共通の趣味や考えがない限り、リアルで「会う」ところまでは行けない。
この人とは会ってみたい・・と思わせるものが その人にあるから会う。
そこに利害関係は感じていない。仕事関係の人とは違うのだ。
だから気は楽だし、単純に盛り上がることもでき、楽しい。

ふと気付けば、学生の頃に友と飲んだ時のように、好きな趣味の話題で目を光らせて話してる自分が居るような気がする。


私は学生時代に知り合った友と同じようなスタンスで付き合える人を、社会人になって数十年たった今でも求めているのかもしれない。心のどこかで。







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