時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

帰ってきたコールクラーク

2015年03月03日 | 音楽活動

2年ほど前にリペアに出していたコールクラークのエレアコが帰ってきた。

 

000-45はリペアに出して帰ってくるのにあまり時間はかからなかったが、コールクラークの方は随分時間がかかってしまった。

 

 

 

何でも・・・ネット上の話では、ここ数年、日本でのコールクラークを取り巻く状況に変化があったらしく、しかもその変化は決して良い変化ではなかったようだ。

 

その結果、一時コールクラークギターは、日本では叩き売りのような感じで売られていたこともあるらしい。

 

最近は、少し持ちなおしたそうだが・・。

 

 

 

コールクラークが日本に上陸した時・・・楽器屋では、エレアコとしてはオベイションやテイラーなどの「有名エレアコメーカー」と同等の扱いでプッシュされていた。

 

そして、その後、日本にもコールクラークの代理店みたいなものができて、コールクラークは日本でもテイラーやオベイションと肩を並べるエレアコとして普及していくのだろうと私は思っていた。

 

 

 

だが・・・

 

 

 

その後しばらくして、ふとネットで調べてみたら・・コールクラークギターがさんざん叩かれてるのを見てしまった。

 

詳しいいきさつは知らないのだが、どうやらギターそのものの音というより、販売方法や代理店の対応ぶりに何かトラブルらしきものがあったらしく、評判を落とし、叩き売りのような値段に値崩れしてしまったようだ。

 

 

 

で、私がリペアに出したコールクラークギターが、直るのにこんなに時間がかかってしまったのは、そういうのも影響していたのかもしれない。

 

 

 

私は、自分の買ったコールクラークギターは、気にいっている。

 

だから、ネット上で叩かれているのを見るのは、辛いし、悲しいものがある。

 

 

 

楽器はやはり、そのオーナーが、その楽器をどう思うか、どう扱うか次第だろう。

 

 

 

私が思うコールクラークは、以下の感じ。

 

 

 

生音は、素朴。マーチンのようなオーラはない。

 

普段、マーチンやコリングスのピュア・アコを弾きなれていて、それと比較してしまうと、そりゃ物足りない。でも、マーチンやコリングスは元々は生音で勝負してきたギター。

 

そういうギターと、エレアコとして設計されたコールクラークを比べてしまい、その生音について比較するのは、ちょっと土俵が違うと思う。

 

それでも、エレアコとして有名なタカミネのギターよりは、生音は響く。まあ、タカミネは、あえてハウリング防止で生鳴りは押さえるように設計されているので、念のため。

 

あくまでもそれはタカミネの方針である。

 

 

 

エレアコとしてのコールクラークは、決して悪くないと思うし、魅力あるギターだと思う。

 

というか、ラインで音を出してみて、気にいったから私は買ったわけだし。ついでにいうと、私の買ったコールクラークは特別仕様のモデルだったようで、見た目が少しギブソンや、初期のタカミネっぽい。

 

その見た目も私は気にいった。

 

 

 

弾きにくいということもない。

 

 

 

ただ、故障した時に、迅速に対応できる状況がないのは困ると思う。この状況は、本当になんとかしてほしい。

 

 

 

 

 

エレアコとしての出来は良いと思うので、できれば巻き返してほしいと思う。

 

 

 

とりあえず、ラインで音を出した時のエレアコとしてのサウンドや、そのルックスは私は気にいっているので、これからも使っていこうと思っている。

 

 

 

 

 

ちなみに、今回私がリペアに出したコールクラークギターは、お店がコールクラークの社長に連絡をとって、直し方を教えてもらい、直したらしい。

 

 









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