時々、無性にウナギが食べたくなる。
ある日、スーパーに行ったら、ウナギが400円くらいで売られていた。
「安い!」
思わず買ってしまった。
で、そそくさと家に帰る。
「今夜はウナギ丼だ!」なんてほくそ笑みながら。
で、食べる。
すると・・・ありゃりゃ???!!
皮がちぎれない。噛んでも。
普通のうな重は、サクッと箸でちぎれる。
だが、そのウナギの皮は・・・ちぎれずに、伸びてくる。
これは・・・まるで・・ゴムだ!
口の中にいれても、その「ゴムのような皮」の感触がやたら気になる。
その食感、しまいには気持ち悪くなってきた・・.
大好きだったウナギだったが、それからしばらくはウナギは食べられなかった。
あの「ゴム」の感触が頭にインプットされていて。
自分の中に「苦手な食べ物」が1つ増えたかなあ・・・なんて思うようになった。
ところが、去年。
四国の四万十川に旅した時。
あるお店に入った。うなぎ料理もあったが、その他にソバなどもあったので、選択の幅が広い。
そばを食べるつもりで入ったのだが、メニューを見てたらウナギがやたら美味そうに思えた。
そう、元々は好物だったのだ。
値段も、そこそこする。
旅先では、財布のヒモが緩くなるし、なによりせっかく四万十川まで来たのだから、うなぎでも食べてみようと思った。
リベンジになるか?それとも返り討ちにあうか。
賭け・・だった。
で、出て来たウナギを食べたのだが・・・これが美味いっ!
決してゴムなんかではない。
これだよ、これ。
好物としてのウナギがこの時 私の中で蘇った。
それ以来、ウナギは好物として私の中で定着している。
以前スーパーで買ったゴムみたいな安物ウナギは、一体なんだったんだろう。
ウナギ好きな皆さん。
ウナギに関しては、安物はダメです。
下手したら、好物が「苦手な食べ物」に変身してしまう可能性が・・あるのです。
安いウナギを買うくらいなら、ウナギ料理はあきらめて、別の料理に変えたほうが無難です。
子供時代に、ゴムうなぎを食べてしまうと、生涯トラウマのようになってしまう可能性があるので、要注意だと思います。
そうなると、子供にとっては「嫌いな食べ物」を1つ増やしてしまうことになりかねないのです。
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