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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ 15

2017年05月01日 | 音楽活動

 

先日、久々に某店で「埋もれた自作曲の蔵出し」をしてきた。

自分の中でずっと埋もれ続けてきてる自作曲を「かぶり」なしで歌う、この自己満足企画。

もうこれで、かれこれ15回目になった。

選ぶ曲の基準は、作ったまま一度も人前で歌ったことのない自作曲だったり、何十年も歌っていない自作曲だったりする。

 

 

今回歌ったのは以下の通り。

 

1、Still  I  love you   作詞・作曲   だんぞう

2、やさしさの結末    作詞・作曲  だんぞう

3、亡命者         作詞・作曲  ヤングだんぞう

 

以上の3曲。

 

1曲目の「Still I love you」は、いつ頃作ったのは、特定できないでいる曲だが、作ったのは多分20代の頃たったと思う。大学の頃だったような気もするが、卒業してほどなくしてできた曲だったかもしれない。

とにかく、気づけばいつの間にか出来あがっていて、手元にあった曲。

メロディ自体は、今でもそこそこ気に入っている曲だが、歌詞のほうは、いつか手直ししようと思いつつ、結局手直しできないまま、今に至ってしまっている。

だから埋もれ続けてきたのかもしれない。

こうなると、これはもう、このままの状態でいくことになるのかもしれない。

歌詞のほうは、今の自分が歌うには、ちょっと青い感じの内容ではある。

歌詞の内容を一言で言うと、「悔しかったり、認めたくなかったりするが、Still I love you」・・そんな感じ。

メロディの傾向は、当時の「だんぞう節」になっている。

 

 

 

2曲目の「やさしさの結末」は、多分今から20年ぐらい前に作った曲のような気がする。

テーマは気に入っているが、出来上がってみたら、消化不良な感を自分では持っている。

いっそ完全にリセットして、最初から「新曲」として作りなおしたほうがいいかもしれない。

ただ、メロディの中で数か所気に入っているパーツもある。

作り直すとしたら、気に入っているパーツは活かしたいと思っているが、いかんせん「作り直し」をするには、腰が重い状態。

作り直すなら、この曲に関しては、歌詞を先に書いてみたい。

現行のこの曲をもしバンドでやるなら、70年代風のウエストコーストロック・・・そんなサウンドイメージ。曲の仕上がりとしては、あまりウェットな曲にはしたくないと思っているので。

 

 

3曲目の「亡命者」、これは10代後半の頃に作った曲。そのため名義は便宜上(?)「ヤングだんぞう」ということにしてある。

若い頃に美貌で人気があった人(特にスター)などが年老いて、現在の老いた状態を受け入れられないで、また誕生日を迎えている・・・結局、過去にしか生きられず、過去の世界に亡命したくて、時の難民として過去に呼び掛けるが、現実問題として時は無情に過ぎていっている・・・そんな内容の歌。

上記の2曲同様、この歌もまた人前で披露したことは一度もなかった。

今回初めて人前で歌うにあたって、多少歌詞は手直しして、原曲の歌詞の持ってた内容を少しぼかして、やわらげた内容で歌ってみた。

こんな歌を作っていた、十代の頃の私は、いったいどんな若造だったのか(笑)。

けっこう老成した曲ではあった。

歌詞のテーマがテーマだけに、あえてあまり重たいメロディは乗せたくなかったので、おだかやなメロディと曲調で作った曲。

とりとめのないようなメロディラインで、実はちょっと歌いづらいメロディラインのパーツもある。

 

 

 

とまあ、今回「蔵出し」した曲は、以上の3曲。

今後、上記の曲をまた人前で歌うことがあるかは未知数で、微妙。

今後また「埋もれ」状態になる可能性はある。

 

 

この「蔵出しシリーズ」では、今回の3曲で都合「計53曲」になった。

この自己満足企画では、あらためて「埋もれてきた曲」を歌ってみて、現役復帰させたくなった曲もある。

実際に、時代屋ユニットに持ち込んだ曲もある。

中には「作ったことを忘れていた曲」を思い出すことにも繋がった曲もある。

もちろん、「やはりこの曲はダメだな」と思った曲もある。

そういう意味では、自己満足企画ではありながらも、自分としては多少なりとも「意味のある企画」になっている部分もある。

 

 

なお、「蔵出しシリーズ 15」のこの日、「蔵出し」とは別枠で、もう1曲歌った。

過去に「蔵出しシリーズ」で初めて歌い、その後ユニットに持ち込んだ曲の1つで、「横顔」という曲だ。

「横顔」は、私の自主制作アルバム「空を見ていた。」に収録した「里山の向うに君が見える」という曲と「母校が消えた日 ~昭和の子守唄~」の計2曲を足して2で割ったような曲。

この曲は、いずれ時代屋のライブで披露することはありそうな気はする。

そう「蔵出しシリーズ」出身(?)の曲のひとつとして。

 

ともあれ、この日の「埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ 15」を聴いてくださった方、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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