長唄「静と知盛」は、能楽『船弁慶』を歌舞伎化し、
それを更に坂東三津之丞の発案により舞踊化された作品です。
昭和19年初演
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『船弁慶』(ふなべんけい)
作者は観世小次郎信光と考えられる、室町時代の能楽、五番目物です。
『船弁慶』は『平家物語』『吾妻鏡』『源平盛衰記』などに取材した能楽作品です。
前半と後半でシテの演じる役柄がまったく異なるなど、華やかで劇的な構成が特徴です。
前シテ 静御前
後シテ 平知盛
子方 源義経
ワキ 武蔵坊弁慶
物語の場所は、摂津国大物浦、海上で、
季節は冬です。
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