しばらく続けましたものの血圧への影響には大した感触がなく、自然消滅的な展開となりましたが、昨年の11月にちょっとしたことをヒントとして一日の回数増加と力の入れ具合を強くして屈伸する点に重点を置いて再開後、徐々に血圧レベルの低下が感じられるようになりつつあり、手軽にできる点でも精神的な負担が少なく今日現在も続行しています。
前回は上の文章で終わっていますが、その中に「昨年の11月にちょっとしたことをヒントとして」とありますその内容を解説します。
今から2年ほど前に「50歳からの病気にならない食べ方・生き方」(著者:医学博士・イシハラクリニック院長 石原結實)を読み、納得できることが多々あり、自分でできることを実行してきたこともいろいろとあったのですが、昨年11月に読み直す機会があり再発見的な結果になりました。
今回のタイトル:「老化」は下半身の衰えからはじまる の解説については後回しにしまして、その中で私がおおいに関心を持って確認した血圧に関係するところを記します。
*生活習慣病の多くは下半身の筋肉の衰えとともにはじまる のなかの高血圧の理屈について私流に表現しなおしてみました。
筋肉が発達すると、筋肉細胞の周囲に毛細血管がどんどん作られます。
若いころは運動量が多く腰、尻、下肢の筋肉が発達していて毛細血管も多いので、下半身に血液がたくさん流れて、「頭寒足熱」という漢方医学でいうところの「健康状態」にあります。
しかし、加齢とともに運動量が減ると下半身の筋肉量が減少して毛細血管の数も減ってくることとなります。
すると、下半身の血液は上半身に移動せざるを得なくなり、その分上半身の血液量が多くなります。
その結果として、腕で測る血圧が上昇するのは当然のことであり、これを西洋医学では「原因がわからない高血圧」という意味の「本態性高血圧」というのであります。
以上の内容から、足首の屈伸運動を強化してみようと考えた次第です。
足首の屈伸運動をしっかりとやっていますと、ふくらはぎ、太ももまで筋肉の動く力が伝わってくるのがよくわかり、少なくとも足全体の筋力アップにつながっていることが実感でき、これを続けて行けば筋肉量の増加とともに毛細血管の数も増えて血圧レベルの低下が図れると単なる期待は通り越して確信(???)しています。
このような場合、結果が伴うかどうかは疑問が残るものですが、「人間、信じて実行することほど強いものはない」と、この点は確信しています。
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